恩恵

神々は別種の種族であり、人間の身では実は想像もできない存在である。それを何とか理解しようとする努力をしていくのが、人間の生活態度の基本であると言える。100%理解できる未来は来ないかもしれないが、何も生活の道標がない状態では何をしていいのか人間の能力や力では分からない。その神々の恩恵に与かろうではないか。

 

自己改善

人間は頭ごなしに善悪を他者に押し付ける場合がある。自分は間違っていないと本気で思っている人間程、正しい行動が取れないものだ。人間の基本的能力は大したことがないので、自分で自分自身のチェックをしていかないと、その行動に誤りが出てきてしまう。人間がその知恵によって常に自己を改善することを模索した時、人間は自分が人間でいることを可能とする。

 

学びの基本

人間とは愚かなものである。自分が一番だとつい考えてしまうからだ。レベルの高い人間程、皆で楽しむことを知っている。例えば一人で黙々と何かをしているだけの人間の姿は正しく見えるだろうか。人の為を想い人の為に動く時に人間のレベルは上昇していく。皆でやった方が楽しいし刺激もある。元来、学びとは人やその他の存在から相手をしてもらって、初めて成立するものだ。学ばなくては人間にはなれないのだから、人間としては自分の為に自分のことだけを考えないという、基本法則を知っていなければならない。