小説の面白さにどっぷりハマってしまいました

最近は海堂尊さんや森見登美彦さんの本も読んでいますが、
今回は最近文庫化された小説「神様のカルテ」を紹介します

2010年に本屋大賞で2位になり、8月には映画も公開される話題の作品です。
この作品はタイトルから連想されるように医学をテーマにした小説です。
作者の夏川草介さんは医学部卒の現役の医師なので、
現在の日本における医療制度や地域医療、終末期医療に対するメッセージは
とても説得力がありました。
(でも、個人的には男爵と学士殿のエピソードが一番泣けた。。
)主人公が夏目漱石フリークで、少し古風な喋り方をするのも印象的です。
読後感が非常に爽やかな作品で、3時間位でサラッと読めてしまうので、
普段活字に慣れていない人にもオススメですよ


