素晴らしい話しです。
その時の会食のメンバーは、
とあるセミナーで知り合った、
社長様方との5名での会食でした。
3時間程の会食でしたが、
どれも中身の濃い内容でしたが、
その中からいくつか。
メンバーの中のある社長様は
先の熊本県で起きた、
大地震の復興ボランティアとして、
自社単独で赴き、活動してきたそうです。
どんな形でも「復興支援」
というのは出来ると思いますが、
こちらの社長様は
現地での作業に意味がある。
このように考え
会社全体で取り組んだそうです。
長い期間、
駐在する方もいたそうですが、
たった数日でもいいからと、
必ず全員が行くようにしたそうです。
社長ご自身が、
阪神大震災の年に社会人になり、
東日本大震災の年に社長に就任し、
この熊本県の震災。
不謹慎かもしれませんが、
自分の節目に何かしらの
天命を感じていると話されてました。
また、自身の経営する会社が、
復興支援に、「実力を発揮できる業界」
と理解していて、こういう時に、
やらなければ意味がないとも
感じていたそうです。
自分の足で、
色んな拠点を周り、
自身が力になれる場所を探したそうです。
そして探す途中には、
「県民性で余所者は良くは思われない」
こんな風にも言われていたり、
いざ活動を初めても、
「(熊本に)親戚がいるの?」
「どんな関連が(熊本に)あるの?」
など聞かれ、
何にも所縁もない千葉人が来る事を
不思議がられたそうです。
事実支援中に出会った、
あるボランティア団体
数十名全員に
「どこから来たか」と訪ねると、
「仙台、福島、新潟、兵庫」など、
どこかしらで被災された方々だったそうです。
ご自身が被災され、
ご苦労されたが故に
率先してボランティアを
されていたそうです。
また自衛隊の方々にも
接する機会があったそうで、
その時作業をしていたのは、
仮説風呂を設置していたようです。
何十ヶ所も設置するにも関わらず、
当の自衛隊員は、
3日に1枚のウェットティッシュだけ。
お話ししてくれた社長は
彼らにこのように尋ねたそうです。
「ぶっちゃけ、、、
自衛隊の人達も風呂入りてぇなぁ~ って思うでしょ?」
このように聞いたら、
その場でお話し出来た隊員達、
全員が否定したそうです。
自衛隊員の想いは、
自分達は自国を守る事が使命で、
こういう非常時に自分達の力が
発揮できなければ普段訓練を
している意味がない。
不謹慎かもしれないが、
ここで活躍出来なければ、
何にも意味がない。
こんな事を誰もが
口々に話されたそうです。
こんな風に全員が胸に秘め、
救助、支援活動に当たっているそうです。
この言葉を聞いた時、
組織には「理念」というのが
どれだけ大事なのかという事
を痛感したそうです。
どんな過酷な状況でも、
日頃から理念を共有し、
この理念に向けて努力していると、
目の前に自らの使命が明確になったとき、
常人では考えられない
力を発揮する事を再認識したそうです。
彼の会社も震災の時に
力を発揮できる業種であり、
災害直後には何もできなくても、
何番目かには、力になれる。
そんな、誇りが彼を
動かしているのだと感じました。
自衛隊員の誇りに感動しつつ、
そんな状況から、理念の必要性を
認識し支援に行きながら、
活力を得て来る社長様に感動いたしました。
売上や利益では満たされない、
違った部分の気持ちなのだと思います。
誇り。
理念。
大切にしていきたいと思います。