ある1人の契約社員の男の子が、先月末に退職をした。
契約の為有期限で、この度期限を迎え弊社は正社員登用を希望したが、
他にやりたい事があるという本人の意向で、退職にいたった。
彼は20代前半のいわゆる最近の若者で、最初は物凄く頼りなかったものの、
1年足らずで大きく成長をしたように思う。
辞める直前の頃、一緒に現場に出た時のコト・・・
大して大変でも無い仕事なのに、彼が仕事の手を休め休めにこう言っていた。
「疲れた」、「あ~もう限界」等、
他の先輩社員に注意をされてもマイナスな言葉を発していたので、
「お前なぁ、ごちゃごちゃ言ってねぇでやれって。
そもそもな、【限界】ってのは自分で作るんだよ。
もう無理とか、もう限界だっていう風に考えた時点でそこが自分の限界になるんだよ!
【まだ出来る、もうちょっと出来る】って思ってたら、そんなセリフ出てこねーんだよ!
てかそもそもこんな仕事、集中して”ガッ”ってやって早く飯食うぞ」
こう話すと彼は何故か感動したようで、「なんかカッコいいですね~」と言いながら、
元気にその現場を乗り切った。
そしてその日の仕事終わりに俺のとこまで来て、
「たかしさん、午後の現場に○○さんと一緒にガッツりやってきましたよ(笑)」
なんて、報告にきてくれた。
そんな彼の最終日、私が不在にしていた為に挨拶を出来ずにいたので、
わざわざ後日挨拶に来てくれた。
ビジネスマンなら当然だが、最初に彼と会った時には想像も出来ない行動なので嬉しくなった。
そもそも会社とは所属する社員の生活を守るという、大きな役割を持っているが、
それ以外にも、自己成長だったり、日々の刺激だったりと無形資産を生み出さなくてはいけない。
まして会社の成長を考えるのであれば、いわゆる今後の社会を担って行くだろう若い人達を、
教育し成長を促す責任がある。
彼にとって弊社がそのきっかけの会社になれたのかは今のところ不明だが、
今後彼が仕事をしていく中で、弊社で働いた事が財産になってもらえると嬉しい。