さて、あの日から2年ですね。今日はブログの更新はどうしようかなと思ったのですが、私にできることをコツコツやることが、きっと大切だと思って更新する事にしました。文面は数日前から下書きしているので、いつも通りの気ままな内容ですが、ご了承下さい。
震災で犠牲となった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

しつこいですか?AUDITの7月試験は・・・Clarified SASsですよ。
さて、何度かこのブログで告知していますので、もうしつこいって方は良いんですが、先月現役受験生の友人とランチしたら全然知らないと言われ…。えぇ、そうなの?ってびっくりされまして…。
このタイミングは合否判定がそろそろ出揃ってきていると思うので、次の試験の事を考える時期ですよね?
私のブログはせまーーい日本人のUS.CPAコミュニティの、さらにごく少数の方がご覧になっているのは存じてますが、皆様ご友人同士是非情報交換を・・・。
さて、2013年7月からClarified対応の試験になるのですが、この内容は実務上のインパクトより、試験上のインパクトが現時点では強いという…大変受験生には残念なお知らせであります。試験の頻出論点、レポートのレイアウトや文面に変更があるからです。

実務ではどんな影響があったのか
日本ではClarifiedされた基準書で上場企業まで利用されている(はず)なので、参考までに日本の監査法人に勤めてる友人とざっくり、日本でClarified された時は実務ではどうだったの?と
本当にざっくり聞いてみました。「うーん、、そこまでインパクトなかったと思う」と言われました。
日本の監査業務のど素人ですが、さすがにそんなことなかろう!と、何か多少なりとでも影響なかったのかと聞いたところ、例えばレポートの文面が多少変更になろうと、大手の監査法人ならドキュメント系は標準を用意してくれる部署があるらしく、それにしたがって通常の監査を行えばよく、更にグループ監査の概念はBig4はもとから基準があったそうです。
アメリカでは上場会社はPCAOB基準でしたよね。このClarified SASsが2012年12月15日以降の財務諸表に対応されるのは、基本非上場企業です。さらに影響範囲が小さそうですね。しかし、試験範囲はこれまでの傾向では ASBのSASsが試験の主役です。

で、どうする?
基本は予備校に通学されている方は予備校の方針に従うべきでしょう。私だったら(責任は取れないけど)基本姿勢は旧制度で勉強してたたら旧制度の試験で受験するかなぁ、位ですかね。要するに4月、5月で受けてしまうプランです。(Beckerの2012年で勉強した人は5月までに受験した方が良いよってBeckerは言ってますしね。)
しかし、ここで現実問題、日本人受験生は予備校の学習プランが少しずつ半年程度は周回遅れになるのでこんな時は辛いです。2012年版使っていて、予備校の講義が終わったばかりで、まだ他の科目を受けてますって状態の人が多数存在する事が容易に想像できます。
ただ、予備校での講義受講が終わっている前提なら、問題演習を今からスタートすれば、戦略次第で4月、5月突破はまだまだ間に合う時期だと思います。
なお、アグレッシブに攻めて、第二ターム(4,5月の試験)に落ちてしまったとしても、7月以降の試験の土台になるので、そこまで悲しむ事はありません。学習の方向性としては、変更点はあくまで「追加」だと思えば良いのです。(変更がある事自体が「ストレス」ですが・・・。)
その意味で、スケジュール調整は「どこまでAuditに時間を割いたか」が決断のポイントになってくるんでしょう。(繰り返しますが、このブログでは試験の情報に誤りがあっても、クレームは一切受け付けられません。責任も取れないので、最終的なスケジュールのご変更は慎重に各自ご判断下さいませ・・・。)

勉強の追加の仕方、ざっくり(独学、サポート切れの方向けに)
旧試験の範囲で勉強したけど、都合で7月以降に受験される方・・・今年度は方針迷いますよね。
結局リリース問題自体が存在しないので、現在販売されている2013年版は予備校側が改訂した問題を解く事になります。日本の予備校は洋書が発売されてから改訂に入るので対応は各予備校毎に対応時期は異なるでしょうが、私だったら待つわ~スタンスです。私が通っていた予備校のAuditt担当のT先生は大変爽やかな長身のイケメンなので、こんな変更があったら、雑談ができるじゃないの!と、むしろウキウキしながら質問に行ったことでしょう。(そうそう、T先生は先月インフルエンザになったそうです。心配です。)
話のポイントはずれましたが、問題演習と言う意味合いでは、予備校のサポートがあるなら今回のターム終わってから考えて良いんじゃないかなと。
と言う事で、私にできるアドバイスは、独学や予備校のサポート期間が終了している人向けになります。

そして、私が本気で捻りだした回答は、、、ごめんなさい。捻りが全くありません。
選択肢としては、

①既に発売済みの2013年の洋書を購入する
②Auidt は理屈を学ぶことが重要だ、それなら無料で公開されている 本家AICPAのClarifiedSASs 関連のドキュメント読んで頑張る 

でしょうか。(なお、別途日本の予備校の講座にこの範囲は参加するのであれば、私のアドバイスより余程有益なのでここでは対象にしてませんので・・・。)

①の場合は、予備校で通販するか、一部の洋書は日本のアマゾンでも購入できます。(全部は試してないですが、検索する限りUSのAmazonで買えるようなWILEY とか BISKなんかは日本のAmazonでも購入できそうです。)

②本家を攻めるこの路線ですが・・・。実際スケジュール決断の補助資料にもなりますね。
◆試験上影響が一番大きいと考えられるのは、Report部分ですので、「Summary of Clarified Auditing Reporting Standards」がよくまとまっています。
http://www.aicpa.org/InterestAreas/FRC/AuditAttest/DownloadableDocuments/Clarity/Clarity_Summary_of_Reporting_Standards.pdf

◆他に参考にすべきは AICPAが出している 「Summary of Differences」、変更点のサマリーです。但し、これは扱いには注意が必要です。最も頻繁に利用が想定されるものの、未だに恐らく月ベースで改訂されています。(少なくとも私が確認を開始した昨年12月以降毎月改定されました・・・。)
日本人には受け入れ難い事実ですが、実務ですでに運用されていても、のんびり改訂が行われているという、、、。
私がこれを書いている段階では「2013年2月版」でした。一旦ダウンロードして安心せず、適宜最新版をオンラインで確認して下さいね。
http://www.aicpa.org/interestareas/frc/auditattest/downloadabledocuments/clarity/clarity_sas_summary_of_differences.pdf

Clarified Statements on Auditing Standards※予備校利用者にも参考になります
2013年度に限り AU-C となっているのがClarified Statementsです。今回の話は2013年向けなのでそれ以上はまた別の機会に考えましょう。
http://www.aicpa.org/Research/Standards/AuditAttest/Pages/clarifiedSAS.aspx
特に試験範囲と言う意味では、 Reportでは AU-C 700, AU-C705 AU-C706 のインパクトが強いでしょう。この内容に関しては、後段にレポートのサンプルが付いているので予備校の教材を使っている人も参考になると思います。また、Group Auditは AU-C 600 となります。
Auditの学習に行き詰った人は苦手な論点はチェックしておくと、ぐっと問題が解きやすくなると思います。色々文句を言っていた私ですが、Clarifiedされて、格段に読みやすくなっていました。(実は旧セクションと実際に一部を比較していった究極の暇人・・・。いや、その時期暇じゃなかったんですが・・・。)
全部読んだら時間がいくらあっても足りないので、自分が凝り性だと自負する人はレポートサンプルだけ読むとか決めておくと良いでしょう。忘れちゃいけません。試験は試験勉強をしなくてはいけません。
実務向けの学習プランも出ているのですが、試験の範囲を考えるとそこまで掘り下げないでも良いかなと思います。

裏ワザなのか、正攻法なのかは私の日本の監査法規ど素人レベルでは判断しかねますが、国際監査基準とセクション番号を合わせたので、日本の監査法規集(Clarified後のもの)が参考になります。番号が対応しています。例えば600はグループ監査です。(当然ながら違いは存在するので誤解しないで下さい。)
そもそも、ASB(AICPAの内部組織です。)がコンセプトは 「ISAs plus」と謳っているので、独自の基準が存在します。ただ、英語以外でヒントが欲しいと思ったら参考になるかな位の位置付です。現状大手予備校の教材以外で、日本語のドキュメントはそんなにないのかなと思いますので・・・。

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個人的にもアタックAICPA!
今回、、AICPAに「変更点サマリー拝見しました。AU-C(とあるセクション)変更無しって書いてあるけど、ここ実は変更があるって書いた方がよくないですか?」って問い合わせ送ってみました。結構説明加えるのが大変でした・・・。
そう、まだあるんですよねぇ。Doesn't Change って言ってるんだけど、用語がClarifiedされたり追加された箇所が・・・。
発見できたのは、私が単にその範囲が試験で苦手だったからなんですが・・・。”Change”の意味合いが違うのかなぁ・・・自信ないなぁ、Nativeとの英文読解勝負では全く勝てる気がしないなぁ、と。小心者なので間違ってたら嫌だなと思いつつ、私も勇気を振り絞ってみました。
結果はAICPAからもしちゃんと返答が来たら差支えない範囲でブログを更新します。(ついでに、私のプライドが傷つかない範囲で・・・。)

と言う事で、皆様のご武運を影ながらお祈り申し上げます。