ちょっとだけ経済を語る企画、どちらかと言えば恥をかく比重が圧倒的ですが、当分続けます。(なお、ブログのビューががっつり落ちます。)
さて、10月ですね。
10月第一営業日と言えば、四半期に一度の日銀短観です。8時50分予定です。
日銀短観とは
日銀HPより、
http://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/tk/faqtk02.htm/#p0101
しかも、「地球上でもっとも包括的な経済指標」と、日銀短観を評しています。
さらに、「とても広く、そして深い」と評するアナリストのコメントが紹介されています。
重要なんだろうけどちょっと退屈な指標(注:私の中で)
ところが、私の見解では、勉強不足も手伝って、日銀短観は重要だけどちょっと退屈な指標でした。
私がかつて教科書にしていた、「投資家のための金融マーケット予測ハンドブック」によると、「マーケットの注目度は国内統計の中では最も高い。それは日銀の調査ということで金融政策の動向に密接に関連するためである」とあります。
まぁ、こうなるとですね、注目するのは見習いとして「義務」なわけですが・・・。
退屈だと思った理由を言い訳するなら、私が債券の世界に出会った頃からずっと超低金利下にあり、私の印象では、日本の最近の相場は前営業日の米国の相場動向に最も強く影響を受け、ここ数年は欧州相場の動向、そして中国の動向が加わるようになっており、国内は何が起きても、株式相場は多少動いても債券相場は無反応に近い印象でした。もちろん例外もあります。その瞬間に与えるインパクトがあまり目に見えずらかったもので・・・。
(そう考えると、低金利って、色々なものを見えにくくしてしまうので、分析の観点からも厄介です。)
日銀短観再発見の旅
しかし、海外からここまで高く評価されると、途端にとてつもなく面白い観点を見逃していたのではないかと思えてきました。(ほら、全然知らない分野だったけど、海外のコンクール等で受賞したら、途端日本でブームになる、あの心境です。)
日本いいとこ再発見です。そんなに深い指標なら、日本人としてもうちょっと深く学ぼうではないかと。まことに今さらですが。
しかも、日本は超低金利下の金融政策経験の先駆者(?)ですので、今後海外からますます研究されること間違いなし。
と言うことで、短観いいとこ、再発見♪として、私はしばらく日銀短観を真面目に分析しようと思います。
業況判断DI
さて、日銀短観はアナリストの方が「広い」と称しただけあって、色んなデータがありますが、メインは業況判断DIです。
「D.I.」とは、Diffusion Index(ディフュージョン・インデックス)の略で、企業の業況感や設備、雇用人員の過不足などの判断を指数化したものです。
もし、自分が担当者だったら、適当に○付けて返しちゃうよーと思った方。
私も確かに、全対象企業が真面目に回答しているとは思ってません。
日銀のHPでも、
「短観」は、統計法(平成19年法律第53号)に基づいて、日本銀行が行う統計調査です。調査対象企業に回答義務はありませんが、「短観」の場合、調査対象企業のご理解とご協力により、毎回殆どの企業にご回答頂いています。
と回答する企業の「善意」で成り立っていることがわかります。
しかし、対象の全国企業で99%(2012年6月の短観)と、脅威の回答率です。対象が10,000社以上に対し、これほど真面目に返信されているアンケートはなかなか見当たらないでしょう。
実際、1990年から1994年に関しては早い段階から下向きの動きが見られたとのことです。
今日、日本企業も何だかんだ海外進出なりしていますし、世界経済の影響を大きく受けています。これはあくまで私見ですが、先進国の金融商品は似たような動きをすることも多いので(くどいですが、例外もありますので・・・)、この業況判断DIは、注目すべき指標であることは間違いないですね。
頑張るにちぎん!が用意したグラフ描画ページ
興味を持った方は、日銀のHPが数字を入れればグラフを描画してくれるページを用意してくれているので、是非試しにいじってみて下さい。
http://www.stat-search.boj.or.jp/#
さて、10月ですね。
10月第一営業日と言えば、四半期に一度の日銀短観です。8時50分予定です。
日銀短観とは
日銀HPより、
http://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/tk/faqtk02.htm/#p0101
「短観」の調査目的や調査項目は何ですか。
「短観」は、全国の企業動向を的確に把握し、金融政策の適切な運営に資することを統計上の目的としており、業況等の現状・先行きに関する判断(判断項目)や、事業計画に関する実績・予測(計数項目)など、企業活動全般に関する調査項目について、全国の調査対象企業に四半期ごとに実施する統計調査(ビジネス・サーベイ)です。海外でも"TANKAN"の名称で広く知られています。
さて、ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標の読み方ルール で紹介されている厳選された、50の指標の中に、この「日銀短観」があります。しかも、「地球上でもっとも包括的な経済指標」と、日銀短観を評しています。
さらに、「とても広く、そして深い」と評するアナリストのコメントが紹介されています。
重要なんだろうけどちょっと退屈な指標(注:私の中で)
ところが、私の見解では、勉強不足も手伝って、日銀短観は重要だけどちょっと退屈な指標でした。
私がかつて教科書にしていた、「投資家のための金融マーケット予測ハンドブック」によると、「マーケットの注目度は国内統計の中では最も高い。それは日銀の調査ということで金融政策の動向に密接に関連するためである」とあります。
まぁ、こうなるとですね、注目するのは見習いとして「義務」なわけですが・・・。
退屈だと思った理由を言い訳するなら、私が債券の世界に出会った頃からずっと超低金利下にあり、私の印象では、日本の最近の相場は前営業日の米国の相場動向に最も強く影響を受け、ここ数年は欧州相場の動向、そして中国の動向が加わるようになっており、国内は何が起きても、株式相場は多少動いても債券相場は無反応に近い印象でした。もちろん例外もあります。その瞬間に与えるインパクトがあまり目に見えずらかったもので・・・。
(そう考えると、低金利って、色々なものを見えにくくしてしまうので、分析の観点からも厄介です。)
日銀短観再発見の旅
しかし、海外からここまで高く評価されると、途端にとてつもなく面白い観点を見逃していたのではないかと思えてきました。(ほら、全然知らない分野だったけど、海外のコンクール等で受賞したら、途端日本でブームになる、あの心境です。)
日本いいとこ再発見です。そんなに深い指標なら、日本人としてもうちょっと深く学ぼうではないかと。まことに今さらですが。
しかも、日本は超低金利下の金融政策経験の先駆者(?)ですので、今後海外からますます研究されること間違いなし。
と言うことで、短観いいとこ、再発見♪として、私はしばらく日銀短観を真面目に分析しようと思います。
業況判断DI
さて、日銀短観はアナリストの方が「広い」と称しただけあって、色んなデータがありますが、メインは業況判断DIです。
「D.I.」とは、Diffusion Index(ディフュージョン・インデックス)の略で、企業の業況感や設備、雇用人員の過不足などの判断を指数化したものです。
選択肢が (1) 良い、(2) さほど良くない、(3) 悪いの3つあります。
例えば、回答が以下のような場合の業況判断D.I.の算出の仕方は、次のとおりです。
(1) 35社 35%
(2) 25社 25%
(3) 40社 40%
合計 100社 100%
業況判断D.I.=(35%)-(40%)=(△ 5%ポイント)
(教えて!にちぎんより抜粋)
http://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/statistics/08204002.htm/
(教えて!にちぎんより抜粋)
http://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/statistics/08204002.htm/
要は、「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を引いたもので、この数字が0を上回れば景気は拡大局面にあると考えられ、反対にマイナスの際は景気減速、もしくは不況期と考えられます。
回答率99%のアンケート
なんだ、要はアンケートじゃん。回答率99%のアンケート
もし、自分が担当者だったら、適当に○付けて返しちゃうよーと思った方。
私も確かに、全対象企業が真面目に回答しているとは思ってません。
日銀のHPでも、
「短観」は、統計法(平成19年法律第53号)に基づいて、日本銀行が行う統計調査です。調査対象企業に回答義務はありませんが、「短観」の場合、調査対象企業のご理解とご協力により、毎回殆どの企業にご回答頂いています。
と回答する企業の「善意」で成り立っていることがわかります。
しかし、対象の全国企業で99%(2012年6月の短観)と、脅威の回答率です。対象が10,000社以上に対し、これほど真面目に返信されているアンケートはなかなか見当たらないでしょう。
実際、1990年から1994年に関しては早い段階から下向きの動きが見られたとのことです。
今日、日本企業も何だかんだ海外進出なりしていますし、世界経済の影響を大きく受けています。これはあくまで私見ですが、先進国の金融商品は似たような動きをすることも多いので(くどいですが、例外もありますので・・・)、この業況判断DIは、注目すべき指標であることは間違いないですね。
頑張るにちぎん!が用意したグラフ描画ページ
興味を持った方は、日銀のHPが数字を入れればグラフを描画してくれるページを用意してくれているので、是非試しにいじってみて下さい。
http://www.stat-search.boj.or.jp/#
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