私たちは
ステップファミリーです
彼(ダディ)の娘がアメリカから帰国し、
私はなんの覚悟もないまま、
突然小さな女の子と
暮らし始めました
つらくても、楽しくても、
毎日はやってきます
私たちなりの
居心地のいいカタチを探しながら、
私たちのでこぼこな日々を
綴っています
忘れもしない、3月31日
ファミレスでモーニングを食べて落ち着いたところで、私はココちゃんに伝えました。
「赤ちゃんができたの。」
ココちゃんの顔はみるみるうちに曇っていき、涙を流しながら、
「赤ちゃんなんかいらない!」
「赤ちゃんなんか大っ嫌い!」
「なんで!?なんで!?」
「赤ちゃん、誰と住むの?4人で住むの?」
「病院に置いてきて!」
「誰かにあげて!」
と地団駄を踏んで、泣き叫んでいました
なかなか落ち着かず、一旦ダディと車へ行き、20〜30分後に戻ってきても、やっぱり泣きながら同じことを何度も言っていました。
帰りの車でも、
「赤ちゃん産まれたら、私のこといらなくなるじゃん」
「赤ちゃん産まれたら、そっちのほうが好きになるんでしょ」
「赤ちゃんの部屋なんかないじゃん」
「赤ちゃん何歳になるまでいっしょに住むの!?」
と、自分が思いつく限りの言葉で、全力で抵抗していました
なんとなく、ダディにというより、私に対する憤りのほうが強い感じがしました
そのまま家に帰りましたが、ココちゃんが落ち着かないので、ダディがココちゃんを連れて出かけていきました。
10時半ごろ出て行って、待っても待ってもふたりは帰って来ず、確か帰って来たのは17時ごろだったと思います。
ダディに聞くと、ココちゃんはお昼ごはんもあまり食べなかったようで、ずっと元気がなかったそうです
私なりにも、ココちゃんと話したかったのですが、その日は時間はとれませんでした。
これまでも、ダディはこういう大事な場面で、私の意向を汲んでくれないことが多くて、時には全く私が思っていないことをココちゃんに話していたりします。
だから今回も、正直不安でした
本来ならこういう時、あまりにダディと私の間で言ってることが違ってしまうと、子供のほうが困惑してしまうのではないかと思うのですが…
意見の違いがあるのはいいけれど、私とダディが同じ方向を向いていないと、やっぱりいっしょに歩いていけないような気がします。
ココちゃんは、ダディのことも私のことも、独り占めしたい気持ちがとても強く、さらには私がまだママにもなっていないので、どこかへ行ってしまうのでは、という不安を抱えています
そんな中で弟か妹ができるなんて言われたら、それはもう死活問題なわけです
妊娠がわかって少し経った頃、私は覚悟を決めて、やっぱり改めてダディと向き合ってみようと思うようになっていました。
だから私は、ココちゃんに妊娠を伝える時には、
「私も赤ちゃんができたことはびっくりしてるんだよ。」
「だから、これから産まれてくる赤ちゃんに対しても、ココちゃんに対しても、ママとして少しずつがんばっていこうと思ってるよ」
と伝えるつもりでした。
でも、ダディの家に戻ってきてからのダディの対応に、私はつらかったことや悲しかったことがいろいろあり、ダディとやっていこうという気持ちはどんどん薄れていきました
今もココちゃんは赤ちゃんを嫌がっているし、ダディの対応も変わらず、私は涙が止まらない日があります。
お酒大好きなのに、全然飲みたくなくなったのが不思議です
飲みたくないけど恋しくはなる
お知らせ
家出、妊娠、出戻り?を経て、私の中でいろいろと変化があったので、近日中にブログをリニューアルしようと考えています
今までは、ココちゃんを世話する立場、つまり継母的な目線からブログを書くことが多かったのですが、もっと立場とか関係なく「私」の目線で書いていきたいと思っています
やっぱり、私の人生は私のものだからです
リニューアルオープンは、5月1日(水)の予定です
お楽しみに