直訳すると「臓物入れトロンボーン」。なんて素敵な言葉なのでせう。ヘ(゚◇、゚)ノ
ということで、セント・ルイスのアイク・ロジャースとシカゴのロイ・パーマーをチェックしてみた。

アイク・ロジャース
ボントロの無段階音を活かし、まるでブルースハープのような使い方である。
少々かすれ気味の低音でブボッ、バブッ~と、歌の合間を縫って実にブルージーに迫ってくる。こりゃたまらん!

ロイ・パーマー
ウォッシュボードとバンジョーがハネるようなリズムを刻み、それに絡むカズー、そこにボントロというよりジャグ、といった雰囲気で音の塊がブホブホッと吹き出てくる。コレ、コレ! コレなんだよなあ。
流麗なフレーズを…というより、単音をボッ、ブゥ~という風に吐き出す打楽器的(というか、ジャグ的)なとこがオイラがイメージするボントロの使い方そのものである。
しばらく「ガットバケット」にハマりそうですわ。