産経(2007.9.28 18:05)
「「人を殺した」 自首の男逮捕、東京・中野で遺体発見」
28日午後1時ごろ、東京都中野区の警視庁中野署に拳銃(けんじゅう)のような物を持った男が「人を殺した」と自首してきた。同署は男を銃刀法違反(加重所持)の現行犯で逮捕し、供述に基づいて中野区中央のマンションを捜索。室内で頭から血を流して倒れている60歳前後の男性を見つけた。男性はすでに死亡していた。
調べでは、男は韓国籍で自称、暴力団関係者の有本弘吉こと李弘吉容疑者(59)。被害者は58歳の男性とみられ、警視庁で身元の確認を急いでいる。
李容疑者は「仕事をめぐって金銭のトラブルがあった」などと供述しており、警視庁は李容疑者が男性を拳銃で撃って殺害したとみて殺人容疑で事情を聴いている。
現場は李容疑者の自宅とみられ、JR中野駅から500メートル離れた商店やマンションが密集する地域。
朝日(2007年09月28日19時15分)
「マンションに男性遺体 居住の男を拳銃所持容疑で逮捕」
28日午後1時ごろ、東京都中野区中央4丁目、 無職有本弘吉容疑者(59)が、「自宅で拳銃で人を撃ち殺した」と実弾入りの拳銃を持って中野署に自首した。調べたところ、マンション5階の部屋で男性が頭から血を流して死亡していた。同署は有本容疑者を銃刀法違反(加重所持)容疑で現行犯逮捕。「仕事上のトラブルから殺した」と供述しているといい、殺人容疑で調べる。
調べでは、死亡していたのは東京都八王子市別所1丁目、職業不詳菊地健一さん(58)。有本容疑者は住吉会系の暴力団関係者とみられる。菊地さんは頭に銃弾1発が貫通したとみられる傷があり、死後それほど時間はたっていなかった。拳銃は38口径の回転式で、同署は入手先を追及する。
【ご参考】朝日新聞綱領
