称賛を受けたヤラセ番組 | BOBlog

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「毎朝1分。新聞の国際・海外面ニュースのポイント解説」より。
■今週のニューズウィーク誌から■ 
「称賛を受けたヤラセ番組」
 放映前から各方面で賛否両論のあがっていたオランダのドキュ メンタリー番組「ザ・ビッグ・ドナーショー」が6月1日に生放送された。
 末期ガン女性の腎臓勝ち取りコンテストと言われた、この番組は、「リサ」と呼ばれる末期のガン患者が登場し、3人の移植希望者のなかから、腎臓の提供相手を選ぶというもので、放映前から世界中に波紋を投げかけていた。
 番組では、3人の移植希望者の涙ながらの闘病生活のビデオが流され、リサはそれぞれに突っ込んだ質問を行い、視聴者はメールで投票した。
 番組が佳境に入り、いよいよリサが最後の審判を下す際になって、司会者はおもむろにタネ明かしを始めた。
 リサは癌患者ではない、普通の健康な女優で、候補者の3人は腎臓移植を待つ本物の患者だが、番組をやらせだと承知で協力していたことを。
 生放送が終わって、オランダ国民の大半は、この番組を支持。やらせはほとんど問題にされなかった。 
 この番組の目的はただ1つ。視聴者にドナー不足の深刻さを認識させること。 番組を放映したテレビ局は「効果はあった。この7日間で、過去7年分より多くの臓器提供についての議論がなされた」と語った。
 実際に、番組内でドナー登録用紙の送付希望を受け付けると、3万人からの返事が寄せられたのだ。(大阪 Wさん)


こういう「やらせ」なら納得です。
どこぞの国の業界人とやらに教えてあげたいものです。( ̄ー ̄)