ついにここまできたか>支那の海軍能力 | BOBlog

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 日本はまだまだ大丈夫!

産経(2006年11月17日) 【主張】中国潜水艦 意図と能力を知り備えを

 米海軍横須賀基地配備の空母「キティホーク」が沖縄近海の太平洋上で、中国海軍の通常動力型潜水艦の追尾を受け、魚雷や対艦ミサイルの射程圏内にまで接近されても探知できなかったという事件が明るみに出た。
 米空母が意図的に中国潜水艦の接近を許したのか、実際に探知できていなかったのか、中国側の意図は何か、などは未詳だが、探知できていなかったとすれば、事態は深刻である。
 米海軍が誇る空母がたった1隻の中国潜水艦により打撃を受け得ること、近年増強著しい中国海軍の能力がここまで高まっていたことなどを示すものだからだ。中国海軍副司令官が直接指揮していたとの香港情報もある。
 1996年の台湾海峡危機に際しては、米国は2群の空母機動部隊を派遣し、台湾を威嚇(いかく)する中国のミサイル演習を中止させた。しかし中国が潜水艦を展開すれば、排除のため米空母の出動は困難になるか遅れることになる。空母が被弾すれば戦術的打撃にとどまらず戦略的打撃となるからだ。
 中国の海軍力の増強は台湾だけでなく、日米の安全保障にも重大な影響を与える。中国海軍は弾道核ミサイル発射可能な原子力潜水艦を持つ数少ない国の一つだ。中国の核ミサイル原潜の増強は対米牽制(けんせい)力を増すだけに、米軍が日本に提供する「核の傘」への信頼性を損なうことにもなる。
 中国の軍事予算が18年連続で2ケタ増という異常な伸びを続けていることはすでに周知だが、「脅威」は攻撃の「意図」と「能力」が結びついて顕在化する。今回の事件を機に、改めて中国の中長期的な軍事戦略的意図と能力を十分に分析し、必要な防衛力は確実に整備していく必要があろう。
 今年8月に出された平成18年防衛白書は、中国海軍の海洋活動の意図を初めて分析し、中国の目標には(1)自国の防衛(2)台湾独立と外国からの支援の阻止(3)海洋権益の獲得・維持・保護(4)海上輸送路の保護-があるとした。
 東シナ海でのガス田権益をめぐってはすでに中国海軍艦船の現場海域での遊弋(ゆうよく)なども見られ、この分析がすでに現実のものとなりつつある。
 海上自衛隊の潜水艦能力の高さ、米海軍と海自との連携のよさは定評があるが、不断の見直しを求めたい。


米国に対する何かしらの警告のメッセージと考えるべき。

例えばコレとか
   ↓
朝日(2006年11月15日22時17分) 「非核3原則「日本厳守を」中国外務省が談話」
 中国国営新華社通信によると、中国外務省は15日、日本政府に対し非核三原則の厳守を求める談話を発表。「中国は、日本が非核三原則を厳守し、地域の平和と安定を維持することについて責任ある態度をとるよう希望する」とした。
 日本国内での核保有をめぐる議論を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。同通信は、非核三原則を「日本政府の核兵器に関する基本政策」と紹介。至急電で談話の発表を伝え、中国政府の関心の高さを示した。


技術大国日本が核を保有することは、東亜に支那以外の軍事大国が出現することであって、中共がもっとも恐れること。
キティーホークは横須賀基地を事実上の母港としているので、日本に対する警告にもなっていると考えまする。(-ω-;)