「JOG Wing ■国際派日本人の情報ファイル■」 (No.1110;H18.03.22号)より。
タイトルは「Last Emperor」
言われてみれば、天皇陛下って、残存する唯一の「エンペラー」なのですね。
「Last」にしてはならないことを、改めて肝に銘じたいっす。
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■ 歓待序列
国際儀礼(Protocol)上の歓待序列
――プロトコールとは、国際的な実務、交流の場における公式なルールや慣習などを指すものである。 主に、列席者の序列、国旗の取扱についての原則、パーティーなどの場における進行や服装・マナーについての一般的な運用方法を示すもの。
■「世界で最高の賓客として迎えられる天皇陛下」
「嫌韓流―半日妄言撃退マニュアル」を読んでいますと、面白い箇所に出会いました。これは飽くまでも欧米的価値観による序列ですが、
第一位 皇帝・天皇
第二位 ローマ法王・国王
第三位 大統領
第四位 首相
となっています。現存する皇帝はいませんから、第一位は我が国の陛下だけという事に為る訳です。
米国では、大統領が直接出迎えるのは、天皇・英国国王・ローマ法王までだそうです。また、大統領主催の晩餐会となると、天皇陛下の場合はホワイトタイ着用の最高級のもので、通常のブラックタイとは違ってきます。
韓国のノムヒョン現大統領が2005年に訪米した時は、儀典局次長が出迎え、日本の首相以下の扱いでした。支那のコキントウさんがこの春訪米しますが、これに先立ち国賓としての待遇を懇願したそうです。
因みにコイズミさんが二度目に北朝鮮を訪問した時には、下っ端役人に出迎えをさせて我国の首相を辱めました。我が国の外務省は気にもしていないようですが、世界的に見ても情けないお話だと思いました。
■ ローマ法王と天皇陛下
ローマ法王が各国を訪問すると、各国の元首が法王の所に挨拶に伺います。それが日本の場合には、法王が皇居に上がりご挨拶されます。凄いですね。
■ 閲兵
首脳が国賓として外国を訪問すると、相手国の儀杖兵(ぎじょうへい)の閲兵をやります。ここは見せ所で、我が国の天皇陛下の閲兵などは、誠に見事という言葉に尽きます。
米国ですと、180センチクラスの兵を揃えておりますから、かなり小柄に見えてしまいます。しかし、陛下の兵を見上げる角度、身体の開き具合、そして歩く速度等はたいへん品があり堂々としたものです。機会がありますと注意して見るとよいでしょう。
因みに総理の場合は、ちょっとスピードが速いようです。これはチャンネル桜の観艦式で見ることができます。また韓国の現大統領は、武官がする敬礼をやっておりました。いいんですかねぇ。。
■二千六百六十六年の重み
自虐史観や東京裁判史観さらに階級闘争史観で、日本の歴史を習った人間にしてみれば、なぜ天皇陛下がかように接遇されるのか良くわからないものですが、しかし世界は我が国の歴史を十分知っておるようです。
この度皇統の問題で、約一名が良くも判らず、弄(いじ)ろうとした形跡があります。「恥を知れ!」と申し上げたい気持ちで一杯になりました。
(一言:共産主義者やフェミニスト諸君には、「誰のお陰で安穏に“共産主義・フェミニストごっこ”をやっておられるのか」よく考えるように。。)
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