0612 6月10日は時の記念日2 知りませんでした。
写真=江戸時代後期の櫓時計(やぐらとけい)
この展覧会のパンフレットに
旧暦と和時計の解説がありました。
ご存知でない方は
ご一緒に勉強しましょう。
ご紹介します。
…旧暦、いわゆる『太陽太陰暦』は、月の動きに合わせて
一ヶ月の長さを29日と30日とに決め、一年=十二ヶ月分の
長さと実際の太陽の周期との誤差を調整するため、約三年
に一度「閏月(うるうづき)」を設けて一年を十三ヶ月と
していた。…
新暦だと、四年に一度(4月29日を)
一日増やすだけのシンプルですよね。
…とてもややこしいようだけれど、江戸庶民にしてみれば、
毎日同じように日が昇り、落ちて行くようにみえる太陽を
基準にするより、29.5日くらいの周期で満ち欠けする月を
基準にする方がわかりやすくて合理的だったのだろうか。…
月の始めは朔日=新月、月の真ん中は十五夜=満月
と、確かにわかりやすいよね。
…そして日のあるうちが昼で、暮れれば夜。昼夜それぞれ
を六等分して一刻(いっとき)として時間を計る。これを
『不定時法』という。当然、夏の昼間より、冬の昼間は短
くなるから、その間隔も変化する。…
あら。一刻が変わるということは
時計を作ることはたいへんだ。
…夏至の頃の昼の一刻(いっとき)は約二時間四十分、冬
至の頃だと約一時間五十分。同じ夏至でも夜の一刻(いっ
とき)は約一時間二十分で、昼と夜では倍も違う。…
夏も冬も、空が明るくなる頃を
明六ツ(あけむつ)と言うわけです。
誰もが時計がなくても空を見れば
明六ツってわかるよね。
完全に理解はできませんが(笑)、
こんなことを少し知っただけで
江戸時代の時計の見方が変わります。
おまけ画像をひとつ。
写真=牛時計?
この時計の4時の時報は
「もー、もー、もー、もー」
でした。ですよね。