中間決算が出揃ったので、記事にしました。
産経BIZより転載
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121114/bsc1211140501002-n1.htm
製薬大手5社の2012年9月中間連結決算が13日、出そろった。武田薬品工業と第一三共、エーザイの3社は大幅な最終減益となった一方、大塚ホールディングス(HD)とアステラス製薬は営業、最終利益ともに増益を確保した。
武田は買収したスイスの製薬大手ナイコメッドと米製薬会社のURLファーマの新興国での販売が好調で、売上高は前年同期比12.0%増の7869億円だった。ただ、利益率の高い主力の糖尿病治療薬が後発薬に押された影響で、最終利益は11.7%減の1197億円となった。
第一三共も買収したインドの後発医薬品大手ランバクシー・ラボラトリーズが好調だったが、円高の影響などで最終利益は34.3%減の243億円。エーザイは主力の認知症薬が振るわず、減収減益だった。
大塚HDは抗精神病薬が好調を維持し、増収増益となった。アステラスは泌尿器領域の治療薬などが好調で最終利益は11.8%増の574億円だった。
製薬大手5社の2012年9月中間連結決算
各社、売上高 営業利益 最終利益 の順
武田薬品工業 7869( 12.0) 1085(▲48.6) 1197(▲11.7)
大塚HD 5990( 1.5) 934( 8.2) 626( 9.5)
第一三共 4841( 6.2) 570(▲8.2) 243(▲34.3)
アステラス製薬 4768(▲1.5) 883( 6.5) 574( 11.8)