『イノベーションに情熱を。人に思いやりを。』
今年からコーポレートスローガンを変更。
和訳だとピンときませんが、passionとcompassionで韻を踏んでいます。
英語ありきってことですね。
ランバクシー買収後は株価大暴落やらリピトール後発品問題やらありましたが、後発品問題は今年初めにFDAとの和解が成立して一巡。
またバイオシミラー事業やワクチン事業の提携なども手がけており、多角化傾向にあります。
主力製品のARBオルメテックをはじめ循環代謝系に強みを持っています。
がん領域ではプレキシコンとU3ファーマの買収で開発品目が増えており、現在13品目が開発進行中です(2012年5月現在)。
あとはグローバルR&DにおけるGEMRADとIPTの役割について一度目を通しておきましょう。
そんな第一三共(開発職)2013卒の選考情報です。
選考ステップ
ES 2月上旬~3月上旬
説明会 3月上旬
WEBテスト(1)
専門試験 3月下旬
WEBテスト(2)
↓
一次面接 4月上旬
↓
二次面接 4月中旬
↓
最終面接 4月中旬
エントリーシート/WEBテスト情報
→→(Click here)
選考概要
新卒採用はモニター採用のみとのことです(人事談)。
別日程の信頼性(PVなど)も併願することが可能でした。
ESをWEB上で提出したら、説明会を予約。
説明会では研究概要と会社オリジナルの履歴書を提出しました。
6年制薬学部は、薬局病院実務実習の取り組み内容が研究概要に代用可能でした。
説明会後にWEBテストの案内。
形式:【玉手箱】
科目:【言語, 計数, 性格】
言語『GAB形式』
計数『表の空欄補充』
性格『パーソナリティ本格版』
いわゆるWeb-RABです。
WEBテストを受けたあとは、各地オフィスで専門試験。
専門試験は「仕事を遂行する上で、必要な専門知識などを筆記試験で測らせていただきます。」
と採用ページに書いておきながら、ライフサイエンスの専門知識など全く必要ない英語のマーク試験でした。
筆記試験の形式は【ENG】
ENGはSPI2の英語と似たようなものです。
30分間の制限時間で40問解くので、手際のよさが重要だと思います。
専門試験の受験後に、2回目のWEBテスト。
10~15分程度の性格適性試験。
おそらくshl社のモノですが、種類の特定には至りませんでした。
4月1日にメールで書類選考通過の連絡。
後日確認のために電話もかかりました。
面倒…いや、丁寧ですね。
枠数を考えると通過者は少なくとも100名ほどはいたと思われます。
程なくしてプレゼンのテーマが発表され、資料の準備を始めました。
一次面接は品川の研究開発センターで。
開発部社員と個人面接です。
課題に対して5分間のプレゼンテーションのあと、社員とESを中心にしたやりとり。
プレゼンの中身に触れられることはほとんどない模様で、純粋なプレゼン力を見たかったのだと思われます。(たぶん)
面接後は人事の方が研究開発センターの敷地内をガイドしてくださいます。
二次面接は人事部面接。
面接のほか小論文も書かされます。
最終面接は役員面接。
指導教官の推薦状を提出します。
え、先に提出するの?って感じ。
全体を通して、学生側がやることがめちゃくちゃ多いです。
面接に呼ぶ人数も判断材料もかなり多く、採用側も本当に手間をかけているな、という印象。
それだけ学生の適性をじっくり慎重に見ている、ということなのでしょう。
「書類選考では学歴を見ない」
「自己紹介では大学名を言わないで」
など独自のスタイルをとっていました。