業界研究で気をつけることはたったひとつです。
業界分析は『広い視野で』やること。
つまり多くの業界をみてください!
様々な業種で業界分析をすべき理由は2つあります。
(1) 専攻と直接関係ない企業との出会いがあるかもしれない
就活に割ける時間が少ないと感じると、自分の専攻に一番近い業界を選びがちです。
ですが、必ずしも医学生や薬学生の天職が医療業界にあるとは限りません。
企業分析をはじめるときから、業界を絞ってしまうのはとてもモッタイナイです。
開発職は、製薬企業の中でも比較的多くの職種の人と関わり合いをもてるそうですが、それでも医療業界以外の人と関わるなんてことはないそうです。
誤解を恐れずに言うと、視野を広げるために多くの業界をじっくり調べて、そこで働いている人の話を沢山聞けるのは今しかないのです。
私は最終的には医療業界に絞りましたが、それまでは総合商社, コンサルティング, 金融のセミナーに参加して、そこで目標となる社員さんたちに出会いました。
あいにく、そこは実務実習が休めない日に選考があって泣く泣く諦めましたが。
あまりアツく語るとスピリチュアルな記事になるのでこの辺でやめときます。
大事なことは、「出会いの可能性は無限大にある」ということです。
(2) 早めに面接の練習を重ねる駒を増やす必要がある
2013卒の就職活動から、製薬協の会員企業は経団連の倫理憲章とやらに則り、面接は4月1日まで行わないことになりました。
つまり、はじめから製薬企業に絞ってしまうと、最初の面接が第一志望の企業であることも大いにありえます。
あまりにもリスキーです。
他の業界を先に受けておくことでES、適性検査、面接に慣れることができます。
また、面接のやりとりの中で、自己分析が深まるきっかけを掴むことはよくありますし、自己PRも志望動機もどんどん洗練されていきます。
第一志望の企業を受けるまでに内々定をもらえると、余計な緊張がなくなり自信もつくというメンタル面のプラス効果もあります。
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【まとめ】
内定獲得だけを目的にすると、ふたつめの理由だけが重要ですが、就活の本当のゴールは「自分が働きたいと思う会社で勤めること」です。
ぜひ視野を広くもち、多くの業界にアプローチしてみてください!
【次回予告】
業界研究のために実際に何をするか、ということを次回に話します。
何の変哲もない、当たり前の方法で恐縮なのですが、お付き合い願います。
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業界研究でやるべきことは非常にシンプルです