大学に入学して
夏期を迎え、あっという間に夏期が一か月終わろうとしています。
とりあえず課題をやっている日々ではありますが
なにかとお母さんもとりあえずやっています。
「今日ママ何描いたの?」
と娘から聞かれるも
課題は「描く」だけではないのが課題…
最近は単位を稼がねばと
西洋の芸術の歴史とかそういったものをまとめています。
でも意外と「描く」以外の「書く」も好きみたいで
ボリュームがあって大変だけど
知識が増えるのは本当に大学のおかげかなと思っています。
最近覚えたのは
「シュムメトリア」
建築や芸術において、個々の部分が全体に調和している状態
っていう意味なんですが
人間の身体の細部がバラバラであるのにバランス良く配置され、それが全体を成している
という事なんですね。
この第一人者が建築家のウィトルウィウスさんなんですが
人間の身体のように建築物をつくろう!みたいな
人間の身体のミメーシス(模倣)からさらに、人々が生活しやすい建築物をつくるべきだ
そのためには医学や法学や芸術やら…異業種も幅広く勉強するべきだ
と述べたんです。
この「シュムメトリア」という概念はレオナルドダヴィンチさんの「人体図」も影響を受けているようなんですね。
現在の八頭身が最も美しい比率となったのはレオナルドダヴィンチさんの「人体図」のあとなんですが
それでも、このように人体がいかに美しいものであるか、
人体はとてもバランス良いんだよと
そのような概念にたどり着いている現在はとても幸せなのかなと思いました。
その理由として
入学当時哲学にふけっていた私ですが
よくよくかみ砕くと
なんだか腑に落ちない意見も数多いわけです。
古代ローマの時代は
プラトンさんの寝椅子の話のように
芸術はただの真似でしかないと言われていて
すごく価値の低いものとされていたんですね…涙
それをプラトンの弟子であるアリストテレスさんが本当にそうなの?
と独自に分析し始めたんです。
ヴィンケルマンさんの「模倣論」では
ラオコオンという作者不明の銅像について語っています。
大蛇に絞め殺そうとされているラオコオンさんの銅像です。
これなんだか勇敢なんです。
とっても苦しそうなのに、勇敢に戦っている感じ。
こういうのってなんか感動しない?
そして感情のカタルシスおきない?
みたいな 笑
そこから詩をはじめ舞踊でも、きめ細やかでバランスのとれた芸術は非常に価値のあるミメーシス(模倣)で
それはまさに「適正」であって、そのようなものは「品位がある」とされたんですね。
ただの真似と言われていた「芸術」は
どんどん価値の高いものになって
今日に至るわけです。
そしてそれを
人間が産み出していると思うと
なんだか心がぞわぞわしますね~。
以上、本日の私のカタルシスでした。
そんなことを考えてたら熱中症になってしまいました。
ほどほどにしないとですね 笑
人体の外面のバランスもそうですが、私の体内も「シュムメトリア」でなければ成り立たないと思うと
いかに「シュムメトリア」が重要であるか考えさせられますし、
その「シュムメトリア」の中に「美しさ」があるのなら本当に最高だなぁ…と思うのでした。