腰椎が原因の病気と解説・・・腰痛
腰痛は、たいていの人が多かれ少なかれ経験するものです。人類の80%は一生のうちに
腰痛を経験すると言われています。
もともと、人間の脊柱は構造的に大きな無理があり、それにいろいろな原因が加わって腰痛が
起こります。
四つ足の動物の脊柱は、ほぼ水平になっていて、四肢や頭をつないでいるだけですが、
人間の場合は垂直に立ち、そのうえ、頭や胴という大変重いものを支えています。
しかも、垂直に立つために体のバランスをとる必要から、脊柱は前後に弯曲しており、
おまけに、その土台になる骨盤は前方へ傾いているのです。
このように非常に不安定な脊柱の中に、重要な神経の束である脊髄神経が入っているのです
から、骨がズレて神経を圧迫したり、骨自身の疾患、外傷、老化などによって、脊柱を支えて
いる骨、軟骨(椎間板)、靭帯、筋肉などの一部にでも支障が出ますと、他の部分の負担が
重くなって痛みが出てきます。
なかでも骨のズレによる腰痛はとても多く、それは、骨格が積み木のように、運動する骨と
骨の連結で構成されているからです。つまり、骨と骨の継ぎ目は傷みやすく、また、ズレやすい
のです。