病気に対して、受け身になるな!
薬や食事療法で体をコントロールするのは、病気がそれ以上悪くならないようにという
防衛手段です。あくまでも守りの医療ですから、コントロールさえうまくやれば病気が ’’治る,,
というものではありません。
日本人には、牛乳を飲むと下痢をする人が多いようですが、これは、牛乳を分解する
ラクターゼという酵素の分泌が少ないために起こります。
欧米人と違って、先祖が牛乳を飲まなかった日本人の体は、いつのまにかラクターゼを必要と
しなくなっていて、乳幼児にはたっぷりあるのに、成長するにつれて欠乏してくるからです。
体はこのように、ある意味で怠け者というか、不必要なものは作ろうとしない性質があって、
例えば、インスリン注射を打ち続けていると、わざわざインスリンを分泌する必要がないと
思い込んでしまうのです。副腎皮質ホルモンであるステロイドも同じことが言えます。
しかし、実際にはインスリンがなくては生きていくことが出来ません。そこでますます注射が
手放せなくなってきます。
これは一例にすぎませんが、病気に対してこのような対処の仕方を続けていると、やがては
大切な ’’自然治癒力,, の働きまでも衰えさせることになるでしょう。
それを防ぐためには、あなた自身が体に関心を持ち、勉強を怠らないことが肝心です。
くれぐれも、’’悪くならないようにコントロールしている,, だけの状態に満足しないで下さい。

