海外のクリスマスというのはTVや物語の中でしか見たことがないけど
長期海外に居た夫や友人から聞くクリスマスというのは日本人にとってはちょっと大変なもののようだ。
せっかくの休みなので「1人でゆっくりしたい」というのが通用しないようで
夫などは誘われないように「友人宅に行く用事がある」と言ってこっそりアパートに潜んでいたという。
良い大人が、しかも外国で勉強や仕事をしてる一端の大人が、まるで小学校低学年のズル休みの言い訳みたいな事をしなきゃいけないなんて大変だ。
さらに海外在住の友人のクリスマスの愚痴を毎回聞いてると、聞いてる方は面白いけど
11月末にギフトを選んで
肉(たいてい何かの丸焼き的なもの)を準備
ケーキも手作り(買っても良いけど甘くて着色料がすごくて子供のpoopが緑になる)とか
一応日本人なので日本の料理も作ったり
嫌かと言われればめっちゃ嫌ってわけじゃないだろうけど
周りのノリノリと落差がありすぎるというようなことが大変だなと思うのである。
すごく昔のフィクションだけど「大草原の小さな家」では日曜日に教会に行かない人は白い目で見られてその家族もコミュニティで居心地が悪い想いをするという情景を見ると
日本は仕事してるのは当たり前だし、教会に行かなくて良い、パーティもしなくていい
丸焼きも作らなくていい。海外のクリスマスっぽい料理をしたければ通販で手軽に買える。
いいとこ取りとはこういう事だと思って
クリスマスに関しては、日本やるじゃんと思うのである。
そんな私達のクリスマスは友人のお店でケーキを頼むだけ。
ケーキは少しだけ取ってウイスキーをたっぷりかけて食べる
私は好きでクリスマスグッズを集めるけど
子供達はもう子どもではないのでそれぞれ好きにしているようだ。
私だけ勝手にクリスマス盛り上がって楽しんで終わる。
車の中でクリスマスソングをかけてマライアキャリー、ジョージマイケル、ブレンダ・リー、ナッキンコール、フランクシナトラを熱唱する。
横で娘がぼそっと「あーこれ気持ち良くなってるやつだ」と呆れていた。
そんなクリスマスが1番いいね。