スイスから年に二度帰国される津田理子先生!
今年は初めてうちのレッスンルームで、マスタークラスを行いました。
毎年、マスタークラスには、先生のこだわりのポイントがあって、今年は長い音を最後まで聴く!ということでした。
私の大人の生徒さん、22歳でピアノを初めて4年目!象の子守唄で、受講しました。
左手の音を伸ばしたまま右手が入るところなど、ずっと音を聴いていることを言われます。
それだけで、音に厚みがでて、立体的になるんですねぇ、、
そして、単音は指のお腹を使って響かせて弾く!もう、大人の生徒さんが、どんどん変わっていきました。
続けて常連組。
バッハ平均律、チャイコフスキーのくるみ割り人形の2台ピアノ版。
セコンドを津田先生が初見で弾いてくださり、コンサートみたいに。
同音連打が難しい曲ですが、ちょっとしたコツで、楽に弾けるようになっていました。
もうレッスン前、レッスン後で、別人のように変わります。
続いて、エオリアンハープとアレンスキーの忘れられたリズムよりサッフォーの節!
これは初めて聴きましたが、美しい曲でした。
ここでは右手のピアニッシモのアルペジオをきちんと保持音を聴きながら弾くように指示されたら、まぁ、なんと美しい響きになることでしょう!
そして、エオリアンハープは津田先生の模範演奏つきっ!
こんな、素晴らしい演奏を目の前で聴けるなんて♥️♥️♥️
最後はラフマニノフ編曲の愛の喜び!!
なんと難しい楽譜!
すでに素敵に弾きこなしているのに、津田先生の魔法で、もっと美しくなってくる!
うっとりしてるうちに、マスタークラスも終了!
最後に先生が別れの曲と、プロコフィエフのプレリュードを弾いてくださいました。
温かい音色の別れの曲、心に沁みてきます!
じーんと感動してたら、
じゃ次はプロコフィエフ知ってる?と。
次はキラキラ美しい音で、またまた、じーん!
だんだん、鼻をすする音が(笑)
みんな感動で涙!でした。
津田先生は演奏するつもりなく、レッスンにいらしたのに、さささっと、弾いてくださり、すごい!そして、甘くて温かい先生の音色!
次のマスタークラスも楽しみです。