93歳?94歳になられたのでしょうか?
サントリーホールの舞台に上がられたプレスラー氏、歩くのも、付き添いの人に支えられながら。
ピアノの蓋に手をかけて体を支え、ゆっくりと座る。
ピアノ弾けるんだろうか、
1曲めのシャコンヌ!やはり美しい音で、聞いているうちに心が温まる。
譜面を見ながらの演奏で、
足もよく動かず、ペダルもにごる。
指は鍵盤に落ちているのに、音が鳴らないこともある。
飛ぶところを大きくはずしたり、、
でも、なぜだろう!
すごい感動。
絶妙な間の取り方! 
マズルカの素敵なノリ!
そして、音が、この世の音じゃないみたいに、美しい。
なんの欲もなく、ただ純粋に音楽を奏でてる人しか出せない音。
アンコールでは、涙がとまりませんでした。
サントリーホールのお客様、みんなで立ち上がり拍手が止まらなかった。
何度も歩いては舞台の中央に来られないプレスラー氏。舞台下手で、ずっと手を振ってお辞儀をしていた。
本当に素晴らしいコンサートでした!
私も練習がんばろう!っと。