カリステモン(ブラシノキ)が咲きました
ご覧のとおり、ブラシ状の花が咲くので、安易なネーミングです
別の名を金宝樹(キンポウジュ)とも言いますね。おめでたい樹木なんですね。
もともと、私の好きなオーストラリアの固有種だったそうですが、
古くから日本で栽培されています。
このカリステモン、私が子供のころ、実家の庭に植えてありました。
何十年も前にどういう経緯でオーストラリア原産の植物が実家にたどり着いたのか・・・
それを尋ねようにも、すでに父は他界していて、確認しようもありません
小学生のころ、カリステモンが咲くと決まって、その花を切り学校に持参し、教室に飾りました。
当時の担任がいたくこのカリステモンを気に入り、挿し木にしたいと持ち帰りましたが、
うまく根付かなかったと聞きました。
独特の形で好き嫌いが分かれる花ですが、ハマる方にはめちゃウケが良い花でもあります
半日陰でも十分育ち、虫もつきません。
常緑樹で隣家の目隠しになりますし、細葉がオリーブっぽい雰囲気も出します。
育てやすい、オススメの樹木になります。
それに、雨上がりには、ブラシに小さな雨粒がたくさんついて、とてもきれいです。
5月の晴れた空の下、ウチの庭のピエール・ドゥ・ロンサールとのコラボレーションはなかなか見ごたえありますよ
しかし、カリステモンの花の時季は2週間ほどで終わります。
というわけで、本日、花の終わったカリステモンの剪定を行いますよ~
もっさもっさの状態なので、花を付けた枝の付け根から、バッサバッサとカットしていきます。
切りすぎ?って思っちゃうかもしれませんが、
カリステモンはとても芽吹きがよいので、大胆にカットしても全く問題ありません
カリステモンを剪定していると、何やら気持ちが落ち着く芳香がします。
これもカリステモンの特長の一つですね
おかげさまで、この成果です
巨大なビニール袋いっぱいに剪定ごみがでました。
背景のエゴノキとかぶって分かりにくいですが、スッキリ
これが一年後には再び、もっさもっさになっちゃうんですから、
カリステモンの生命力はすごいですよねぇ・・・