1ヶ月半の入院生活【午後編】 | PENGUIN散歩

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ARS抗体陽性 皮膚筋炎
特発性間質性肺炎/非特異性間質性肺炎。
のんびり、ゆっくり生活しています。同じ病気の人の参考になれれば。

2023.9月新たに子宮体癌が見つかり、10月27日摘出手術。




お昼の時間ですが、あまりお腹は減っていません。

何かがあるってことだけが、楽しみって感じです。

時間をやり過ごす、時間を潰す、

…とはあまり言いたくないけど、

そんな感じです。


今思うと、午後は何をしていたのかなぁ。

平日は面会もほとんどありません。

2週目から土日は帰宅していたので、

面会時間はとれず、

あまり人にあっていませんでした。

でもこれは自分が望んだことでもあります。

人に気を遣ってもらって、っていうのはちょっと苦手で、

あまり入院したことも知らせてませんでした。

退院が決まったころに実は、と

数人に知らせただけでした。


ステロイド治療を始めてから、

人混みに行かないように、と何度も言われました。

面会できる談話室には、外の人もくるから、

なるべく部屋にいるように。

下の売店へもサッと行ってサッと帰ってくるように。

その辺りには外来の患者さんがたくさんいるから。


でも部屋と庭園だけではつまらなく、

つい、外来のベンチに座ったりしていました。

感染症が怖いからといわれていますが、

免疫力が下がっている実感がないため、

そんなこともしてしまいました。


ステロイド治療を始めてすぐの頃は

体調不良になることがありました。

だるいなぁ、と思いごろごろすることも。

それよりも顕著に表れたのは不眠。

なかなか眠れず、はじめは動いていないからかなー

とおもっていましたが、

2時間眠れればいいくらい

眠れないことが続きました。

もともと、物音に弱く、

看護師さんや患者さんの動く音、

足音で起きているのもあったかもしれませんが。

なかなか眠れず、映画を見たり、本を読んだりしていましたが

うとうとしても1時間くらいで目が覚めてしまい、

毎日、長い長い夜でした。


途中であまりにひどいので眠剤(リスミー)

を飲むことになりました。

が、今度はこれが効きすぎてしまい、

朝までぐっすりなのはよかったのですが

朝やっと起きても、

そのあとふわふわしてまっすぐ歩けないような。

次の時は眠剤を半分に割って飲みましたが、

効き目は強かったようで

途中でやめてしまいました。


週末家に帰ったときは、

ちょこちょこ起きてはしまいますが

なんとか眠れていたのでいいかなーと。

それよりいろんな薬を飲むことのほうが負担でした。

それから便秘もありました。

普段は快調なのでつらかったー。

くさいおならもたまり、下剤も飲むことに。

これは、治療中はだいぶ長いこと続きました。


話はそれてしまいましたが、

昼寝をするとますます眠れなくなるので

頑張って起きてるようにということでしたので、

眠ることもなく、長い時間を過ごしました。

夕飯は5時。

4時くらいからまだかなーーと待ち望んでいました。

5時くらいってグルメ情報がTVでよくやっていて

それを見ると味気のないご飯を食べる気がなくなるので、

もっぱらhuluで海外ドラマを見ていました。

ごはんはおなかが減るわけでもなかったけれど、

でも、食べられないと思うといろいろ食べたくなるので

あまりおいしそうなものは見ないようにしていました。


そのあといつも8時に予約していたシャワーです。

30分しかないので、ゆっくりはできませんでした。

そして髪をかわかしたり、お肌のお手入れをしたら

9時に一応消灯です。

自分だけのライトをつけられたことも、

ネットができたことも、本当に良かったです。

あまりテレビを見ることはなくなってしまいました。

でも、夜中眠れないときにはたまに見ていました。

仕事をしているときは

ゆっくりテレビを見たいとも思っていましたが

ないものねだりなんですね。

夜は友達とメールしたりもしていました。

その後はいったいいつ眠れるのやら。


今夜も長い夜になりそうです。

おやすみなさーい。