まず与那国、という島は、
あほ。
これは自分の好きな人のことを、
あの人ばっかでさあ、
と喜んで言う気持ちに少し似ていて、
愛情のとってもこもった
「あほ」
である。
どのくらいあほかと言うと、
道路の看板に
「安全運転、で~じ長生きどお」
と書いてあるほどである。
これは久部良小学校の
オチ君の作品なので
そんなにいってはかわいそうなのだが、
共通語に直してみれば、
「安全運転、とっても長生き」。
なんのひねりもない。
それが沖縄弁になったとたん、
喜び、
写真撮影し、
5枚も焼き増しをする
あほが出るのだから、
これだからあなどれん、オキナワ。
その2
与那国では、熱帯の地によくある、
大きな青々とした木に
クリスマスの飾りを施したものが
よく見られた。
思わず微笑みを誘うクリスマスツリーだが、
よくよく考えてみると、
もう12月も27日。
クリスマス気分は終わって
正月に向けて、
それも区切りの2000年だし、
気合いが入るころであろう。
それも、本家、とか、
しきたりにうるさい沖縄の中でも
更にうるさい与那国のこと。
いつまでもツリーの大きなのを
飾っていては、
いつおばあの雷が落ちるか
分かったもんじゃない。
ちょっとこれは心配。
と、客のくせに余計なことを質問してみる。
すると
「沖縄は旧暦が多いので、
正月も旧暦で祝う。
その旧正月まではクリスマス気分でいる。」
と言うのが与那国の言い分らしい。
そうなんだ・・・
といったんは納得したものの、
ふと振り返ると
同じ家にしめ縄を飾っていたりもする。
正月気分にもなろうとしているのではないのか!?
どっちなんだ!
やっぱり与那国、あほである。
