いつもご覧頂きありがとうございます。
正解を知りたいっすよね。
本日は発電系、Seaweed Engineering Nori'sブログです。
自分も最初はオートバイの事など何も分からない、いわゆる初心者丸出し破れたGパンのチェリーボーイでした。
当ブログのアクセスランキングが、「くわしいやり方・調整系」に集中しているというのはつまり、みんな答えを追い求めているという事なのでしょう。
でも残念ながら、web上にはびっくりするくらい嘘が蔓延っています。
オイオイ大丈夫かよそれ…みたいなYouTuberも、なんかすっごい得意顔です。
だから言ってるじゃないすか。
特にバイク屋さん。
自分で自分の物として触ってるカテゴリのやつに乗ってない人は信用しちゃダメっすよ。
乗ってないのに偉そうに言うなよという事です。
何だかんだ、ホントに好きな人はみんな自分のバイク乗ってますから。
はい、バッテリーが上がってしまう時。
バッテリーの寿命は平均的に3年と心得ましょう。
そりゃ人間でも100歳まで生きる人いますけど、そんな100歳をこき使うのはどうかと思います。
3年働いたら定年させてあげて下さい。
ちっさい原チャリのみたいなの使ってるキックオンリーの人は、北海道だと毎年新品にしてもバチ当たりません。
そんな金額の物が、数年持つワケないのです。
新品のバッテリー、このようにプラスに赤、マイナスに黒で電圧を計る事ができます。
12Vちょっとは正常。
そのままエンジン始動、回転を2000回転くらいまで上げますと、テスターの数値は14Vちょいまで上がるはずです。
ゆえにバッテリーに充電されます。
はい、エンジンかけて回転上げてもバッテリーの電圧が上がらない、チャージされない時。
今度はまず、ショートしていないかこのようにテスターを使います。
「導通レンジ」では、つまり繋がってるか否かを見る事が出来ます。
豚っ鼻のコネクターが、車体に短絡(ショート)していたら発電致しません。
オルタネーターの交換が必要になります。
こっち、外したレギュレーターの端子です。
シャベル以降の、いわゆるオルターネーター発電モデルというのは、「交流電流」を発電して、レギュレーターで「直流」に直してバッテリーを充電します。
そしてバッテリーから電気を使うのです。
レギュレーターの性能、オルターネーターの性能、年式によってそもそも端子のカタチが違うので注意してください。
これはつまり1970年から1999年まではどのタイプも取り付け可能って事ですので、誰かが、「端子の耐久性もあって発電量も多いから、後期のやつにしとこ」って言って、本来の年式とは違う年式のオルタネーター&レギュレーターセットを使っている事もあるという事です。
もちろんコネクターが合わないので取り付け出来ませんが、オルタネーターとレギュレーターは同年式の物で揃えましょう。
今回のキモ!
つまりはコレを最初にチェックしないから、「レギュレーターもコイルもコンデンサーもバッテリーも交換したのになんかダメでした」という、下手な鉄砲が更に全く当たらない謎の展開になるのです。
ステーターがボディと導通していなくても、交流電流の発電量が規定値以下ではチャージされません。
レギュレーターを交換する前に、絶対ここを潰さなくてはいけないのに、とりあえずレギュレーター交換するって何なの?という事です。
ちなみにここで言うハーレーのレギュレーターと整流器は同じ物です。
交流を直流に直し、電圧を制御するのが整流器でありレギュレーターであります。
天下の公式マニュアルの謎翻訳にも、自信をもってガンガン突っ込んで行きましょう(笑)
はい、正解は、マニュアルの中にしか有りません。
マニュアルを周到した俺流であれば良さそうなモンですが、オートバイの整備はアートじゃ無いのです。
マニュアル値から逸脱した状態を良しとするならば、そのようにマニュアルで定めた意味は何ですか?
一部サイドバルブ系のクリアランスとか、それ絶対狭くね?というのは有りますが、そこは車体整備よりも遥か上空の、違うステージで繰り広げられる戦いなのでありました。
だからこういうのを有料記事にするべきなんじゃないのか?と思います(笑)
https://shopping.seaweedengineering.com/
明日もよろしくお願いいたします。