いつもご覧頂きありがとうございます。



晴れてるけど降ってる、Seaweed Engineering Nori'sブログです。

寒い寒い寒い寒い!




そーいえば狩猟してますか?という事で、銃のメンテナンスもして行きましょう。


しかし全然当たらないのは鉄砲のせいではなく、自分の腕なのであります(笑)





マガジンチューブに弾を装填している時、フォアエンドをスライドするまでこの爪が弾を押さえているわけですが…(この爪を押し下げる事で弾を抜く事も出来ます)


獲物を見つけて、そろぉ〜りとスライドするも、この爪が動かず、薬室に弾が装填されない事が何度かありました。


安全装置を外し、絞るように引き金を引く。

…カチン。



弾入ってないじゃん。

スコープ越しにエゾシカが手を叩いて爆笑しています。

あの目が忘れられません(笑)




Made in USAってのはそういうもんで、そんなにそろ〜っとやったらダメ。

もっと勢い良くガシャコン!!とスライドしないとダメなんですよ、という…

そんなん鹿逃げるじゃないですか。


むむ。

アメ車だから?ハーレーだからこんなもん…?

それNoriさんに言っちゃいけないやつです(笑)




これ。

この11番のパーツ。





爪を半分削ってやろうかとも思ったんですが、そういう加工は意味がありません。

そうする必要があるなら工場でやって、そのような形にしてから出荷するからです。


構造をきちんと理解して、故障の原因をスムーズに特定しなければいけません。

そうすれば、何をしなければいけないのかが見えます。

「なんでそうした!?」という修理?を施された車両をしばしば見かけますが、要はそういう事です。


ちなみに故障している銃をそのまま放置した場合、「構造・機能の基準維持義務違反」となります。


あとはしょっちゅう触ってその構造に慣れる、というのも、実は「射撃技能の維持向上努力義務」という必須事項なのです。




銃の部品なので、そこいらへんの材料とは比べ物にならないくらい硬いです。

きちんと計算されて、プレスで曲げられているのが分かります。





にしてもこれ。

ちょーっと変なところで右に曲がり過ぎてますね。

何故こうなったのかは謎ですが(そのへんがUSA)、装填不良は明らかにこれが原因かと思われます。


ホームセンターで500ドルちょいで売ってるやつなので、まあ、そんなもんという事でしょうか…




ネルシャツとピックアップトラック、ジーンズとショットガン。


https://www.mossberg.com/firearms/action/pump.html






という事で、やはりこいつが装填不良の原因。

でっかい万力に挟んで曲がりを修正してやります。

めっちゃ硬い!




きちんと組み付けまして…

めちゃ快適!!

バッチリです。




ちなみに画像及び動画では、空の薬莢を込めてます。

実包は獲物を見つけて、発砲する直前まで装填してはいけません。

念のため。


そしてどーでもいいんですが、このスコープカバーの「モッシーオーク」というパターンの迷彩が凄いです。


明日もよろしくお願い致します。