Utah州St. Georgeに引越してきて早一か月。見るもの聞くもの目新しく、ノンストップで遊びほうける毎日。

セントジョージはユタ州の最南端に位置し、アリゾナ州とネバダ州の州境にある。ザイオン国立公園まで45分、グランドキャニオンの北側入り口まで3時間たらず、ラスベガスは1時間45分、サザンカリフォルニアにも数時間で行ける距離なのでなにかと便利。

 

そもそも街全体がレッドロックの中に存在するので、スノウキャニオン州立公園を始め、遠出しなくても10分から20分運転しただけでナイスビューに遭遇できる。特に今は日が長いので、早朝と気温が下がった午後6時から9時ごろまでは私の散策タイム。

 

砂漠なのですべてがカラカラに乾燥している。日中は40度を超すからエアコンは必須だが、日が落ちると涼しくなるので寝苦しいことはない。年間3分の2以上が雨または曇り空のワシントン州に40年住んだ私としては、この変化はドラマチックすぎてまだ慣れていない。毎日バケーションに来ている感覚。

 

下は近所のキャンプサイト。左の木はジョシュアツリー。ジョシュアツリーと言えばサンディエゴ近郊のジョシュアツリー国立公園が有名だが、この植物は米国南西部(カリフォルニア、ネバダ、南ユタ、アリゾナ)とメキシコ北西部に広く自生している。

 

セントジョージからラスベガスに向かう途中、ハイウエイ両側にジョシュアツリーの林が見える。林と言っても、ポツンポツンと一本ごとに距離を置き、孤立している。それが延々と砂漠に広がる。

 

 

地表では蛇やイモリが活発に活動している。絶滅危惧種のデザートタートイス(砂漠亀)も見た。下の写真。

砂漠の動物生態は予想外に忙しい。

 

 

南ユタにはかつてアナサジ族が広く分布していた。1000年も栄えていたのに、西暦1300年頃突然姿を消した謎の部族。崖の上の洞窟に住居跡や食料保存倉庫跡が多数残っている。下のロックアートは近所の丘で見つけた。

アナサジの謎: 神秘的な文明の失われた古代の秘密を解読する

 

 

神秘的な古代文明に想いを馳せ毎日ぼーっと歩く幸せ。

 

下はスノウキャニオン州立公園。ここは車で15分。

 

こちらはGunlock State Park。こちらは車で20分。岩の白いところは普通は滝。今年は水が無いのでドライフォールズ。

 

 

夜に花開くムーンフラワー。午後9時ぐらいに花びらが開き始める。

 

 

気象現象で珍しいと思ったのは、下の写真。Virgaと呼ばれる。日本語では尾流雲(びりゅううん 、またはドライストーム)というんだそうだ。砂漠では空気が乾燥して暑いので、雨が地上に到達する前に蒸発してしまう現象。目視可能な降水パターンで、非常によく見られる。

 

 

これからも南ユタの生活について紹介していきたい。