4月8日はブッダのお誕生日です。
降誕会とか灌仏会とか花まつりとか
いろいろな呼び方がありますが
クリスマスよりピンとこない、、というのが
正直な感想です。
クリスマスは、イエスの誕生日にサンタさんからのプレゼントがあって
家族で特別な食事を楽しんだりと
イエスの誕生が自分ごととして子供の頃から啓蒙されていますから
忘れることはまずありません。
一方お釈迦様の誕生日は
特にサンタさんがくるわけでもなく
いつもの一日を過ごすのが一般的かもしれません。
ブッダといえば、
誕生後すぐに7歩あるいて「天上天下唯我独尊」
と言ったといいます。
これは決して
我ただ一人が尊い者だといっている訳ではなく
世界のすべての人が一人一人、尊い存在ですよ、
ということなのです。
それを心から納得したら
会う人全て、人だけじゃなく全てのものに
尊重や尊敬の心で接することができるようになるのだろうなあと思います。
今日、白隠禅師坐禅和讃を読んでいて
「水と氷のごとくにて」の文句に
無我と我のことだなあと思っていました。
無我であれば形を変えて自由にながれ
我が強ければ割れてしまったりします。
しかも冷たい😂
といままでずうっと
水と氷はH2Oの状態変化だけであって
同じ物質だとおもっていたので
この例えの面白さに気が付かずにいました。
漢字の点ひとつがこうも違うものを表している
というのも面白いじゃあないか、と気がつきました。
天上天下唯我独尊という言葉は、
氷の我の心が読むと我一人尊い
水の無我の心で読むと世界の存在全てが尊い
氷の我の心では、個人、家庭、組織、世界平和への道は遠いなあ。
わたしの個人的な課題は
我が強いのに主体性がないことなのですが(絶望的🤣)
南極の氷すら溶け始めている時代に
なぜこうも自分の我の氷は解けないのか
気候変動くらいの自己変革のエネルギーがないことには
どうやら私の我は解けそうにありません。
臨済さんに叩かれたとて、喝といわれたとて、
自分で考えて気が付かないうちは
何も変わらないのは明らかです。
さあ、坐りましょう😂
ブッダの誕生の逸話は
脇の下から生まれたとか、生まれてすぐに歩いてしゃべったとか😂
ひっかかるところが満載ですが
イエスの誕生の際に
「東方の3賢人」の来訪をうけた
というのも昔から相当ひっかっかっていました。
それに関して、
BBCのJesus was a Buddhist monk
で東方の3賢人についての面白い仮説がされていました。
イエスは十代の頃に仏教哲学をまなび
それをベースに布教し、
磔刑の際になぜか生き延びて後、僧侶としてインドで生涯を終えたのでは?
というものです。
殆ど理解できていないのですが汗
この辺の事を日本語で書かれたものってないのかを探しています。
では今日も、マインドフルにまいりましょう。
これも日本語訳あった。。。!