一世を風靡した「夢のカリフォルニア」&「マンデー・マンデー」というエヴァー・グリーン・ヒットで今もヒット・ソング・ファンの心に残るママス・アンド・パパスだが、順風満帆の時期は66年から67年位、68年に入るとグループは崩壊へとまっしぐら・・・。ヒットの大きさからくる今の知名度とは裏腹の短い活動期間だったんです・・・。

 

 レーベルの扱いもダンヒルは前面に出る機会も少なく、今一つパッとしない状況だったが、仲良し期間が短かった(?)せいなのか、ママス・アンド・パパスの場合も写真は豊富とは言い難い状況でかなりトホホな扱いでした。(個人の感想)

 特大ヒット「夢のカリフォルニア」は忘れられない曲の一つです。「夢のカリフォルニア」、日本発売はRCAビクターからで、シングルのジャケットはLPと同じバスルーム・ジャケット(だけどバスタブの混在具合は・・・出さず!)←良識?

  

シングルSS-1669は、LP(右)縮小版。この当時は、The Mama’S and The Papa'S

 

2枚目の「マンデー・マンデー」はファーストLPの裏面使用!

  

シングルSS-1684。今度はLP裏ジャケ!(右)だが、白黒だったので地味・・。

 

1枚おいての「窓辺に恋を」SS-1714は2枚目のLPジャケ流用でビッグ・ヒットがある割にはあまり手がかかっていない感じだ。

  

SS-1714(4枚目のシングル)もやはりLPジャケ(右)流用。ん~~~~何と言おうか?!

 

そんな日本での写真の扱いが悲惨だ(笑)。

 ビクターに帰ってきてのCMタイアップ物

VIMX-1502、80年の発売。カッコいい写真だが、よく見ると・・

 

 最初のビクター時代のコンパクト盤SCP-1292(66年発売)で使用の写真と同一フォト・セッションの写真。(衣装が一緒!)

 

 ダメ押しは、ビクター最後の68年11月発売のコンパクト盤SRA-49。SCP-1292使用写真の裏焼き!という何ともトホホ!な扱い。

 80年のビクター盤とポーズは異なるが、服が同じで同一セッションの写真だというのが分かる。日本デビュー時の66年頃と、80年の再発時で同じ時期の使いまわしは・・・・・売れっ子で活動期間も限られていたためなのか、フォト・セッションも少なく写真が無かったのかなぁ~。残念。