ミッティ・コリアに続いて、ローラ・リーです(笑)。

 

 メディテーション・シンガーズ出身の由緒正しき歌姫。Ric Ticでソロ・デビューだがメディテーション・シンガーズがチェッカー(チェスの傍系でゴスペル多し)入りしたので移ってきた(反対?同時?かも知れないが、詳細は不明です・・)。この人も不遇の時代を過ごし、ホット・ワックス/インビクタスに移籍してからチェス音源がLP化されたので、在籍時のリリースはシングル(7枚)のみの存在(やっぱりオマケだったのか?)。ミッティ・コリア、エタ・ジェイムズ、アーマ・トーマスと同じく、南部録音(Fame!)があり見逃せない存在だ。

 

 P-Vineがチェスの発売を行った時の深堀で発売された2枚組アルバムは貴重です。「Darty Man」のシングル・バージョンの他にD面には別録音が3パターンも収録されている。ライナーによると、シカゴ録音に納得がいかなかったようで南部マッスル・ショールズのFAMEスタジオに突然現れ、この1曲を録音し立ち去って行ったという理解しがたいエピソードがメンバーの思い出として語られている。その別物3パターンのうち最後のバージョンは、「Darty Man」のシングルと同じ番号で発売されており、それがレーベル部分の凹んだ形状のものにあるとライナーに書いてあり、アタシはまたまた探索の旅に・・・出ました(普通出るだろ・・)。

  

通常の2013          窪んだレーベルのCh 2013!!

 

そして、ミッティ・コリアの稿で登場した日本盤2枚組アルバムに再登場願う事態が!

 写真・・・・未掲載・・・。SJET-9153~4

 P-Vineの2LPD面別バージョンの1(荒々しいシカゴ・バージョン)と同じ感じの同曲が入っていたのですが、よく聞くと歌詞の一部が異なる別バージョン(というか、同時に録音された別テイクでしょう)。P-Vine盤で途中♪Hey、・・・♪と歌う所が♪Boy、・・・♪と歌われているので区別できました。

 

  後光が差す”デカ顔”ジャケ!!眩しい♪

 

つまり、シカゴ録音1(P-VineD-2)、2(ビクター2LP)、3(P-VineD-3)、4(P-VineD-4、シングル2013凹みレーベル)、と当時シングル発売のフェイム録音との5パターンがあることになります。

 1990年に日本で出たCD(WEA MUSIC WMC5-239)はP-VineD-2と最初のシングル(2013)収録、ということでP-Vineの2LPとビクター盤のLPは貴重です。

  

まあ、そこまで入れ込んでる人は少ないでしょうが・・・。