隠された島があった。
地図にも載らない島が。
そこではずっと争いながら生きてきた二つの種族がいた。
吸血鬼と人狼。
島を二分し、互いの領地を及ぼさない。
遥か昔に結ばれた条約は危うくも破られることも無く、平穏を築いている。
平穏は多くの命を生かす。
しかし、それは良いことばかりではない。島の生命が飽和状態になりつつあったからだ。
吸血鬼は種の掟を守り、一月に一人、世界の何処からか人を掠い糧とした。
人狼は種の掟を守り、一月に一度、世界の何処かで動物を狩った。
そうして二つの種族は世界の平穏を保ってきた。
そう。“保ってきた”。
保たれていた平穏は、捕食し、捕食されていた人間が崩したのだ。
一人の傲慢な研究者から生まれた悲劇。
永遠の命が欲しかった。大切な人にもう一度会いたかった。好奇心、探求心を満たしたかった。成功者になりたかった。
完成したのは、
“死生人”
これは後に名付けられた名だ。
彼は高らかに叫びたかっただろう。
「“復活人”だ!」
と。
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若干こういう語り口調って好きだなって思ったww
設定作り過ぎや自分wwww