去る4月10日入校日を迎えました。


1年間の学校で、看護学校みたいに制服がある訳ではないので、普通の私服で行くかスーツが無難なのか?…


回りが私服で1人スーツもめっちゃ浮くし、みんながスーツだったら1人私服だと、私服によっては悪目立ちになる可能性もあるし…


結果、どっちがマシか考えてスーツにしました。


そんなに派手だったり、悪目立ちする様なテイストの服装は持ち合わせてはいませんが、ビジネスカジュアルとは何ぞや?と考えたら、みんなが私服で来ていたら『ビジネスカジュアルとは?』を見れるし、1人スーツで張り切りBBAのレッテルが付いたにしても、対学校と考えたら、スーツで行くのは敬意の表れ的ニュアンスになったりして、私服と天秤にかけたら、失礼にはならないんじゃないか?と思ったのです。


他の科にはちらほら私服の人も居ましたが、あたしの科はスーツばかりだったので、セーフといった感じでした。


でも、クラスの雰囲気が…


誰かに話しかけてみようかな?と思って、一通り見ましたが、話しかけるなオーラの人が居たり、年齢不詳だったりもあり、話しかけ辛い。


話しかけは、もう少しお預けだなと思っておりました。


入校式があるので体育館へ行くとなり、資格取得メインの学校に体育館?と思いましたが、移動がね…

なぜ体育館があるかとか言う以前に、いくらエレベーターがあるとは言え、集団で歩く時には杖使いのため、遅れをとってしまうので、あまり移動するのは…


あたしの科は4階。体育館は1階。


教室からエレベーターの距離まででも遅れるし、後ろに他の人が居ると気を遣って先に行ってもらい、1番後ろからとりあえず見失わない様に、あたしの中の精一杯で歩くのですが…


今度エレベーターに乗ると、待たせてごめんの気持ちに苛まれ、「すみません」と一言を言いますが、大抵はこのすみませんは上辺をスルリと滑り去り、気まずい空間に…


で、個人だと手前に居て割と早く、すぐ着く階までだったりすると、サッと降りて後腐れなくイケたりとかするんですが、団体だと行き先が同じなので、1番遅く乗る形になると、着いたら1番先に降りる羽目に…


1番遅く乗って、1番遅く降りる方法が…ない。


先に乗った人をかき分けてまで奥に行くのもなぁ…

法定速度よりめっちゃ低速で走る車の後ろになってしまった時で、出るのが遅くなったりして急いでいたりすると、「法定速度まで出してくれよ」とイライラしがちですが、その法定速度よりめっちゃ低速の車があたしで、普通に歩く人が後ろのイライラしがちな車にあてはまる感じに思えるし、待たせてしまうのは申し訳ないけど、1番後ろから着いて行く方が気が楽なのもあります。早く歩けないから仕方ないですね。


式は、みんなが何かしらの障がいがある人の集まりなので、座ったままで礼をしたり、返事をしたりさたので、杖があっても長時間の立ちっぱなしにちょっと自信がないあたしには、配慮がありがたかったです。


車で通う人に駐車場がありますが、駐車場も1人1人停める位置が決まっていて、あたしは屋根付きで、裏口の様な出入口で、エレベーター付近に直結しているので、玄関と言うか表の出入口からエレベーターに行くより近いのもありがたいです。


教科書は、翌日配られ、机の引き出しに置いて帰っても良いとのこと。中高生をはじめとするある程度成長して良くも悪くも知恵がついて勉強が面倒だ!と言う年頃の学生時代に、よく先生と学生で教科書はロッカーに置かずに持って帰れと言われ続けていたので、置いて帰ってもいいと言うのもカルチャーショックに近い衝撃。


今までが自宅警備メインの生活だったので、それはそれは平穏平和な世界で、穏やかな時間しか流れてない様な状態だったところに、他人と絡む生活になったり、時間も◯時までとかの制限があっても、それまでならいつでもやればいいなど、フワフワした感じの決まりから、規則正しい流れに変わったりと環境の変わり方が大きかったからの感じ方でもあったかもしれませんし、中高生時代や短大時代などの現役学生時代から、また看護学生時代から離れてからの長い時間の流れからかもしれませんし、また障がいの有無の差でもあるかもしれませんが、いずれにせよ、結構な衝撃でした。


金曜日には、午前中までは入校のオリエンテーション的なものの続きがありましたが、午後からは授業が…


パソコンの授業でしたが、授業と思うとドキドキでした。


しかもよりによってパソコン。


自己紹介は月曜日となっているので、見た感じでの感じですが、若い人も居れば、あたしよりちょっと下かな?位の人までの年齢層で、若い人とかは学校の授業でパソコンしてたとかありそうですし、近しい年齢層の人でも、カタカタバチコーンとやってたんじゃねーの?って思えてしまう。


まるでピアニストと人差し指で1音ずつ弾く初心者くらいの差がすでに…


試しにキーボードの上に正しい指のポジションで、正しい打つ指で、ローマ字打ちをするってだけでしたが、カタカタバチコーンといかにもパソコンしてますよ~と言わんばかりに打つ音をたてながら打ってたりされ…


げっ…早っ…これについて行けんのか?とプレッシャーを感じ…


看護師時代にこれ見よがしにパソコンに向かって、キーボードをカタカタバチコーンと打つ人が、嫌味に見えて苦手でした。『カタカタバチコーン!俺(私)、パソコン出来ますんでみたく打ち込むなや!うっせーな』と思っていました。カタカタでは文字を打ち、バチコーンでエンターキーを押して…エンターキーが外れたりするようになり、『こんなん絶対あたしじゃないもん!カタカタバチコーンのヤツのせいやもん!怒るならあたしにはくんなよ?』と思っていた方だったので…


今は別意味ですが、それでもわざわざ音を出して打たずに静かにやって欲しいかな…とは思います。


まぁまだ始まったばかり。


初めての検定試験が7月にはあります。


まだ本格的に授業はないですが、時期に本格始動するでしょう。


歩きも遅い、授業にも置いてけぼりにならない様に頑張って、武器になる資格をモノにしたいと思います。