6月21日(土)
今日は土曜日です。
「尾瀬ケ原ハイキングと水上高原」
これは、参加した”はとバスツアー”のコース名です。
20人ぐらいしか乗れないちっちゃなバスです。(*_*)
このツアーは1泊2日です。
1日目は水上高原の「水上高原ホテル200」(※4)に泊まり、翌朝、「尾瀬ケ原」(※1)に向かいます。
若き頃に「尾瀬ヶ原」に行ったことがあります。
夜行で向かい、まだ暗い早朝に鳩待峠に着くと暗闇の中を歩いて至仏山を目指し、その後「尾瀬ケ原」を散策して小屋に泊まりました。
そして、翌日も朝早くから「尾瀬ケ原」を散策してクタクタになって帰るという1泊3日のハードスケジュールでした。
そんな経験があるから「尾瀬ケ原」を満喫するには小屋に1泊するのが良いという”頭”はあります。
でも、20代と違って50代ともなると体力も気力も衰えてますから、夜行で行くコースはパスし近くの宿に泊まり朝食後に出かけて散策するお気楽コースにしました。
なので、1日目は宿に向かう途中、あちこちに寄らされました。
集合場所の浜松町バスターミナルを午前8時30分に出発し、新宿駅西口乗車の参加者を拾うと関越道に入り、まずは「青龍山 吉祥寺」(※2)に向かいます。
勤務先の最寄り駅が吉祥寺駅なので「青龍山 吉祥寺」と聞かされて「えっ!、東京?」と怪訝に思いましたが、こちらは群馬県利根郡川場村という所になります。
その境内は”吉祥寺百花園”、春から秋にかけて100種類以上の花が咲き誇るので”花の寺”とも呼ばれます。
山門をくぐった後、本堂に向かう通路の両側は緑で囲まれ、なかなか良い画になってました。
その風景は「ここはお寺です」と言われければ、気づかないかも知れない。
また、その風景から「花はどこに咲いてるの?」と怪訝に思ったりします。
実は山門から本堂に向かう通路の両側に小道があり、特に左手の小道沿いと池の周りにたくさんの花が咲くのです。
水芭蕉、水仙、猿こう草(エンコウソウ)、白根葵(シラネアオイ)、壷珊瑚(ツボサンゴ)、九輪草(クリンソウ)などが咲きますが、ツアー参加のこの時期は水芭蕉は終わり本堂近くの壷珊瑚と九輪草を楽しめただけでした。
ちなみに、このお寺は臨済宗建長寺派、1336年(延元元年)開創、山門はどこにでもあるように彫刻が立派で楼上には十六羅漢が安置されてました。
本堂の左手に行くとゴロゴロした巨岩があり所々に滝がありました。
明らかに人の手によって作られた人工的な滝ですが、なかなか風流があり、こちらも良い画になってました。
ちなみに、これは”昇竜の滝”と呼ばれます。
本堂の裏手には意外にも大きな池がありました。
そこにも滝があり、こちらは”青龍の滝”と呼ばれます。
しばし我を忘れそうな落ち着きのある空間を醸し出してました。
「吹割(ふきわれ)の滝」(※3)
奇岩が1.5キロほど続く片品渓谷(別名「吹割渓谷」)にあります。
「高さ7m幅30m余にもおよび、飛散する瀑布は東洋のナイアガラといわれています。」(※3)
「この滝は河床の岩盤の柔らかいところが侵食され、多数の割れ目を生じ、その中の大きく割れたところが滝となり、あたかも巨大な岩が吹き割れたように見えるところから「吹割の滝」の名で呼ばれるようになりました。」(※3)
上流から見ると、割れ目に川の水が落ち、吸い込まれそうな錯覚を覚えます。
こんな所で足を滑らせたらトンデモナイことになるなとビビってしまいます。
下流から見ると、流れ落ちる川の水は”滝”になってました。
カナダとアメリカの国境にかかる「ナイアガラの滝」は吸い込まれそうな恐怖を覚えるスケールの大きいものですが、それに比べたら小さすぎて「東洋のナイアガラ」と呼ぶのはどうかと思いました。
他に「鱒飛(ますとび)の滝」がありますが、「その昔、利根川の支流片品川にも鱒が遡上していましたが、この滝まで来ると段差がありどうしてもその上流に上れなかったそうです。鱒が懸命に越えようとして飛び跳ねてたことが由来してその名前が付きました。」(※3)
こうして、ひと通り観光を終えると「水上高原ホテル200」(※4)に向かい、バスツアー1日目が終わります。
仕事疲れと観光疲れを癒したいと思います。
※1 かたしないろ|片品村観光協会公式サイト
※2 青龍山 吉祥寺
※3 吹割の滝 沼田市観光協会
https://numata-kankou.jp/fukiwarenotaki/index.html
※4 水上高原ホテル200<公式>
https://www.minakamikogen200.jp/
※5 みなかみ町観光協会 みなかみパーフェクトガイド メイン
日記帳「尾瀬ヶ原行き」 2008.5.30
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516517895.html
「尾瀬ヶ原と水上高原」(その1) 2008.6.21
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516518082.html
「尾瀬ヶ原と水上高原」(その2) 2008.6.22
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516518137.html
日記帳「つるこけももジャム」 2008.6.24
https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516518169.html
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