こんなに青空なのに… | 丸慕浪漫日記

丸慕浪漫日記

お暇なぁ~ら見てよね(≧▽≦)

 まさに春到来かと思わせる晴らしい天気…なのに心の中は晴れない。


 あれから丸二日以上の時が経ち、TVのニュースで得られる情報は悲しいものばかり。


 あの被災地の海もその瞬間まで輝きを放ち、潮風を運び、波音を奏でていたんだよね。


 子供達のはしゃぐ声やお年寄りの世間話、そこで働く人々の活気、街の色々な音…


 どの街にも海辺で生活する人々の息吹が聴こえていたんだね。


 肉体だけ見つかった多くの人々、まだ生存確認すら出来ない多くの人達。


 何もしてあげる事も出来ない自分…




 悲しい気分を少し落ち着かせるために、昨日一昨日と控えてた散歩に出た。


 不謹慎かとも思うけど、気分転換がしたくなった。でも、今日は海へは行かない。



 遠くから海を見た…家の屋根も写ってる。海までの道のり約400メートル。

 一昨日までは津波が来ても絶対大丈夫だろう!なんて軽く思ってた自分。

 今はこの世の中に絶対と言う言葉なんか無いんだと思った。
今んとこ暇


 東海道線の線路も近く、いつもはうるさいと思ってた電車の音。

 それが一日以上聴こえないと、こんなに寂しいものなんだと気づいた。
今んとこ暇


 走行音に気づいてあわてて撮った写真。懐かしい感じすらする。
今んとこ暇


 近くの公園の一部。写真には写ってないけど、いつもより多めの子供とお母さん。

 小さな子供には、なぜいつもの番組やってないのか余り分らないよね。
今んとこ暇


 線路脇の小路からも海が見える。
今んとこ暇


 いつの時代の物なのか不明な標識…こいつも今日は優しく見える。
今んとこ暇


 チャッピーの散歩も終わり、妹宅のチャッピーよりもやんちゃなコイツ。以前も登場しました。

 すみません、気張ってます。いつも癒してくれるのは家族同様なペット達。
今んとこ暇


 津波に流されたのは人間だけじゃない。どれだけの動物がいなくなったのだろうか…

 飼い主と離れて寂しかっただろうね。こいつは幸せだ。

 どうか皆様、犬や猫、鳥や虫たち、その他多くの生き物の事も忘れないでやって下さい。

 綺麗に咲く花や雑草、地面に根を張った木々。みんなみんな生きていました。
今んとこ暇


 こんな悲しい気分なのにお腹が減ってしまうんだよね、人間って。それが生きてる証か。

 だけど、こんな時はお腹空かなきゃいいのにって、いつも思う。

 あ~のんびり気ままに生きている自分が嫌になる。


 被災された方々になんて慰めの言葉をかければいいのだろう。

 お亡くなりになられた方々に、どんな気持ちを捧げればいいのだろう。

 何か自分にも出来る小さな事見つけます…