株価 3日連続で終値としての史上最高値を更新 | NHK【NHK】12日の東京株式市場、アメリカのFRB＝連邦準備制度理事会が来週の会合で利下げに踏み切るという観測が一段と強まり、日本経…

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　日経平均最高値更新である。

　しかし、もろ手を挙げて喜んでいる人がどれだけいるのだろうか。

　どうみても異常値であり、チキンレースのババ抜き祭りである。

　しかも、一部のAI関連銘柄に偏っており、買っている人ですら、恐怖を覚えていると思う。

外国人「アメリカ株も上がり過ぎたな～。他にお買い得な株がないかな～。おっ、日本のAI株、安っー。買え！買え！」

　僕の勝手なイメージでありますが、何億もの取引きをしているトレーダーが、顧客から脅されているので買わざるを得ないという状況に思える。

　資産が何十億もあるような資産家であれば、株価の乱高下があっても、資産が増えるのだから平気なのだろうが、暴落すれば、一般人にとっては人生を狂わせるほどの事態である。

　良心的な投資系ユーチューバーであれば、

　『みんなで株を買って分配金をもらって、少しだけ金銭的に楽になろう！』

　『日本企業の業績も上がって来た、自社株買いをしているから、株価が上がる。だから今の内から始めよう。』

　『始まったインフレーションに耐えられるよう株を買おう。』

　『退職後の無収入、年金不足を補うために、株を買おう。』

　と、発信していたのだが、今の現状は投機が目的で資金が流れ込んでバブルが発生し始めており（またはアメリカのAIバブルに巻き込まれて）、暴落のその時が、いよいよ迫ってきて、意気消沈している最中である。

　いろいろ動画を見てきて分かった暴落のパターンがこれ↓です。

政府が金をばらまいてインフレが起きる。（今回はコロナ補助金）
余った金が行き場を失って株市場に流れ込む。
株の値上がりに気が付いて、ますます金が流れ込む。
インフレで家賃が高騰して社会不安になる。
インフレを止めるために、ばら撒いた金をFRBが回収しようとして金利を上げる。(そしてアメリカの国債が買われる訳だが)
インフレで労働者の賃金が上がって赤字になって、労働者が解雇される。または採用されなくなる。
貧乏な人と、資産を持っている人の格差がどんどん開く。
貧乏人が増えて経済活動が鈍くなって、失業者が増える。
失業者が増えればFRBが慌てて貸出金利を下げて金を増やそうとすれば、また株価が上がるはずなので、一気に買われて最高値が出る。（←今ココ）
数か月経ってから、投機家の期待通り、FRBが貸し出し金利を下げる。
しかし、金利が下がるタイミングは、数か月も遅れて出てくる雇用統計を見てから判断しているので、時既に遅しで失業者の増加が止まらず景気後退に入る。
ここで初めて景気後退が　“公認”されて、機関投資家が、慌てて株を売り始める。または、売らされる。
一度下がったのを見計らって、値下がりしてお買い得！と思って買う人達がでてきて、また株価が上がって最高値に向かう。
しかし、株価が上がりきることが出来なくて異変に気が付き、また、売り始める。
下がり始めたので、今のうちに売っておこうと思い始めて、売られ続ける。
下げが下げを呼んで、止まらなくなてしまい、パニックになる。
含み損を抱えた人たちが、損した分を補填するために、更に売りを続ける。
株の投げ売り、債権の投げ売り、ゴールド売りで暴落の完成　
日経平均株価もつられて暴落。

　そこまで見込んでいるので、真に喜んでいる人達は、あまりいない。と思う。

　（喜んでいるのは、“賭け”に勝った人達だけだろう。）

　加えて、小規模であるが、格差で底辺に落とされた人達の反乱が頻発しはじめて不安定化しており、これでは、また、あの暗黒の時代に戻ってしまう。

　どうしても、僕らの世代は、リーマンショック後の氷河期時代を思い出してしまう。

　そして、期待できない日本の政治家と自民党。

　僕も、建設業にいる身なので、全面否定する気はないが、外国人の受け入れは行き過ぎである。

　政治家としては、外国人を受け入れれば世間受け（または左翼受け）するのかもしれないが、国内の資産を食いつぶしていく外国人は、入れるべきではない。

　しかも、これは日本だけではなく、世界的な動きであって、あちこちで混乱が起きている。

　そんなこんなで、株価だけが上がっても、結果的に誰も得をしていないという状況になっているわけである。

　暗いことばかり考えていても、何も良くなりませんが、まあ、みなさん大体こんなところなのではないでしょうか。

　金だけが人生ではありませんが、金がなければなんとかするしかないので、やはり、自分から、何かしていかなければなりませんね。

日経平均最高値でも喜べない理由