昔の血圧の正常値は「年齢+90」とされ
おおよそ160mmHgまでの値は正常と考えられていたようです。
1987年には、旧厚労省が180/100mmHgを高血圧の基準としました。
当時はかなり高い基準だったのですね。
2000年には、日本高血圧学会が140/90mmHgという基準値を示しました。
これで高血圧該当者が急増し、血圧のおくすりの売上が
同時に認知症患者も(血圧が下がり脳への血流が滞るので...)
歳をとると血圧が上がるのは、ある意味 理にかなっているのに
無理やり下げてしまうと弊害が出るというわけです。
ようやく本来あるべき方向に向かいつつあるのかもしれませんね。