先日、実家に行ったとき、持ち帰った2冊の本は2冊とも、バーさんが昔
古本屋で買った本でした。
でも、買った当時は真剣に読まなかったようで、太宰治の奥さん(正式には2番目の)が
書いた本で、〇〇の奥さんが書いた本、と、内容についてそんなに期待してなかったのですが
どうしてどうして、純正の作家のような立派な能力の持ち主、と、思いました。
読んだ後、調べてみたら、彼女はいまのお茶の水女子大の前身の高等師範の卒業生だったようです。
つまりですね。太宰は津軽の大地主、大金持ちの家に生まれ、一応学校の成績もよく
期待される人間として、東京大学にも入学できたわけですが、ほとんど授業には出ず
結局、東大は卒業できなかったわけだけど、なんせ 貴族院議員が出てる家庭の出身なんで
有名作家の紹介で、甲府の美知子さんと結婚したわけです。
、
なんせ、1回目の結婚は失敗したので、治ちゃんも、生活をびしっと立て直そうと
思ったことでしょう。
しっかし、美知子さんの本を読むと、……… 「 おい! 治! 」って感じ。
はははーーー、生まれてきてごめんなさい、って、本人も言ってるわけだし………
でも、だめだこりゃ、と、そういう感想です。
結構、読み応えのある本でしたよ。
それでも、心底では、太宰治を人間として認めているのがよくわかるので、
治ファンも納得できそうな本です。手厳しい表現もあるけどね。、
↓ これは別の本の裏表紙に印刷されていた原稿コピーです。
小山初代というのは、最初の結婚相手、治と心中未遂事件を起こして、夫婦別れしたのです。


