昔のスキー授業… | 自然に飾られて

自然に飾られて

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ちょっこらテレビを「つけたら、パラリンピックでスキー(大回転?)をやっていた。


大昔、おおよそ50年前、吾輩は札幌の手稲という、のちのち、冬季オリンピックが


行われた山の近くに住んでいて、冬場の週3回の授業はすべて、スキーだった。


学校の裏山がスキー場


もちろん、授業のたびに、スキー板を担いで滑る場所まで登山、体力のない人間にとっては


修行そのもの、ただただ苦行、山の中腹の滑降場所まで歩くのである。




たぶん、いまなら、スキー板も靴も性能がよくなって、かなり軽量化されているのではないかと


想像するが、当時は、奴隷の足かせみたいな重さのスキー靴と


大工さんが運ぶ、材木そのまんまみたいな重量級の板だった。


よくもまあ、登校拒否にならなかったものだ、と、


当時の自分が哀れで哀れでしょぼん、涙なしには語れないわっ!(マジ)。



当時は生徒になんか、人権なんかあるわけもなく、


ただただ先生の命令するがまま、1列になって山登りするんだが、


そーゆー中で、われわれの横を


山の上に向かって、ストックを駆使し、スキーを逆ハの字に滑らせて上っていく男子(スケートのように


滑らせるという感じ)や、国体出場レベルの


女子生徒なんぞもいて、とても人間わざには思えなかった。


うらやましい、の、ひとことである。




そして、集団の最後あたりに、いやおうなしに、わが滑降の順番がやってくる。


もうもうもうもう、恐怖そのものだ。


そりゃー、新雪の場合なら、私の前に何人滑っても、さほどの恐怖は感じないが



前日の夜に少し溶け固まった斜面などの場合は、冗談ではなく


スケートリンクを斜めにして滑降するようなもんで、


生徒は全員、アイスバーンの上をガラガラガラーーーー、と、滑るのではなく落ちていく感じ…。



まー、脚力のある生徒は放っておくと、離れてしまう2本のスキー板を


必死で平行に立て直し、なんとか、これが、スキー滑降の競技であることを


みせてくれるんだが、


吾輩の場合は、とりあえず、スキー板を履いた女子が、滑って転ぶところを


さーご覧ください。見てみんなで盛り上がりましょう、の競技となるわけね。




まー、いま、想像しても、よくもまあ、あんな斜面を滑ったもんだ、と。


かわいそうな私。いま思い出しても、不憫で不憫で、たまらない。




でもね、実は、転ぶのはそんなには苦痛でもないし、おもうほど、痛くはない。


下手は下手なりに、一応、年季は入っているので、転び方はうまいのだよね。


じゃー、なにが怖いかといえば、滑りだす瞬間です。


山がポコッとでっぱている場所を滑るので、下が見えなかったりするわけよーーー。


それが怖いんだよー。


だから、そのときは、わが頭は、則天去私の世界へと入ります。


エイッ!どうなってもいいやー、 って感じ。




まー、この経験が後世、役に立ったかどうなのか、はっきりとはわからないのだが、


スコーシ役に立ったような気がしないでもない。



それにしても、体育の先生はみんな怖かった。


体育の時間は、小学校からも含めて、まったくもって、楽しい記憶はない…。


(小学校ではドッジボールが恐怖だったんだよー。)


ドッジボールにしろ、スキーにしろ、なんか、人生の役にたつのか?


反論はもちろん、うけつけません!