映画『ターミナル』 | キムチの備忘録♪

キムチの備忘録♪

旅行・映画・本・食レポ・海外ドラマなど…
とりとめのない趣味ブログです。

WOWOWで視聴した映画の感想です映画

 

☆あらすじ☆

東欧の小国クラコウジアからやって来たビクター・ナボルスキーはニューヨークのJFK国際空港に降り立つが、入国手続きの直前に祖国でクーデターが起こり、パスポートが無効になってしまう。アメリカへの入国を拒否され、祖国にも戻れなくなった彼は、仕方なく空港ターミナル内で暮らし始める。最初は言葉すら通じず苦労してばかりのビクターだったが、独学で英語を身につけ、ターミナル内の従業員たちとも親しくなっていく。昇進を狙う国境警備局主任ディクソンは、そんな彼の存在を疎ましく感じていた。実はビクターには、どうしてもニューヨークへ行かなければならないある理由があった。

映画.com解説ページより)

 

 

 

2004年のアメリカ映画。

以前チラッと見たことはあるのですが、ちゃんと鑑賞したのは今回が初めて。

祖国でクーデターが勃発したせいで、到着したニューヨークの空港から外に出ることができなくなってしまった男のお話です。

 

主人公は架空の小国クラコウジア出身のビクター(トム・ハンクス)で、クラコウジアはロシアの隣国という設定らしい。

パスポートが無効になってしまったため空港内の国交警備局でその説明を受けるビクターですが、英語をまともに話せないので状況が理解できない。

テレビで祖国でのクーデターの模様が中継されているのを見て、ようやく自分の置かれている状況を理解するのでした。

しかし不親切だよね~国境警備局も。どう見ても話が理解できてなさそうなのに、通訳手配するなりしてあげなよ…と思いました汗うさぎ

 

空港での生活を余儀なくされたビクターは小銭を稼ぐ方法を見つけたり、英語を勉強したり、仕事を貰えたりしながら段々と順応していきます。

まぁフィクションだしな…と思いながら観終わりましたが、この話にモデルの人がいると知ってビックリしましたキョロキョロ!!

モデルになった方はイラン出身の方で、難民パスポートを紛失したためにパリの空港で18年間も過ごすことになってしまったそうです。真実は小説より奇なり、ですね…

 

空港内で働く人々との交流や淡い恋など心温まる物語でした。

ビクターの置かれている状況には考えさせられる部分もありましたが、基本的に明るいトーンで進んで行くお話だったので観やすかったです。

あと、ビクターがニューヨークに来た目的が意外でした!

言葉が分からない割に主人公が思いのほかアクティブで笑ったしツッコミどころも多かったけれど、トム・ハンクスは良かったです合格