先日観終わったドラマの感想です。
ウォンテッド~彼らの願い~
全16話(アジアドラマチックTVで視聴)
☆あらすじ☆
女優チョン・ヘイン(キム・アジュン)は、韓国人気トップスターでありながら息子ソン・ヒョヌ(パク・ミンス)をこよなく愛する母親でもあった。女優の生活に区切りを打ち、ヒョヌと2人で静かに暮らして行くことを決めたへインは、主演映画の製作報告発表の場で女優引退を宣言をする。
その日の夜、ある男がヒョヌを連れ去り、誘拐現場に落ちていたヒョヌの携帯に誘拐犯からの脅迫メッセージが届く。誘拐犯の要望はただひとつ。ヘイン主演の生放送リアリティ番組「ウォンテッド」を制作し生放送すること。犯人から出される番組中のミッションを成功できなければヒョヌは死ぬ…。
番組制作へと急ぐヘイン!果たしてヘインは無事に息子ヒョヌを救い出すことができるのか?
(あらすじ、相関図:「ウォンテッド~彼らの願い~」公式サイトより)
2016年韓国ドラマ。
メインキャストが良さげなのと、事件もので気になっていたドラマ!
録画して随分経ちましたが…遂に完走しました
息子を誘拐された女優に、犯人が全10回の生放送番組を要求。
視聴率をキープしつつ、毎回ミッションをクリアしなければ息子の命は無い。
番組を成功させつつ息子を救い出すことが出来るのか?
そして犯人の目的とは??
スリリングで面白そうと思いながら見始めたドラマでしたが、中盤は思いのほか苦戦しました
もちろんただの誘拐事件で終わるワケはなく、犯人の目論見はどうやらある過去の事件を暴こうとしているのだということが分かってくるのですが…
あと一歩のところで犯人を取り逃がしたり息子救出に失敗したりという引き伸ばし感が多く、さらに過去の事件の人物の名前が色々出てきて訳が分からなくなってきたりっていうのがあって。
私は途中何度も眠くなってしまいました(笑)
それと、ミッションをクリアする為とはいえ著しく倫理観に欠ける「ウォンテッド」の制作チームにイライラ。
もちろんヘインとしては息子の命を何をしても助けたいというのは分かるけれど、絶対映したら駄目な映像を平気で放送してしまうというのはいただけない。実際、視聴者(ドラマ内の)から抗議されてましたけど、そらそうやろとしか。
警察陣のツメが甘くて犯人一味を取り逃がしまくっていたのはオイオイ!って感じでしたが、捜査チームの面々はまともな人達だったので良かったです。中でもヘインに協力するチャ・スンイン刑事がとてもカッコ良かったです!硬派なチ・ヒョヌさんも素敵
あと、
正直ヘインには感情移入があまり出来ませんでしたが、キム・アジュンさんは相変わらずお美しかったです
そして、シン・ドンウクPDにも共感は出来ず…でしたが、オム・テウンさんの声は素敵だなぁと思いました!
最終的には7年前に起こった事件の真相として大きな社会問題が明るみとなりますが、財閥の圧力とかが絡んでくるのは、韓国ドラマって感じでしたね。
基になった事件は実際韓国で起こった出来事らしいです。
一応解決はした形でしたけれど…なんだか後味がスッキリしない結末でした。あれじゃあ被害者が浮かばれない。
私はそこまでハマれなかったのですが、内容はともかくキャストは全体的に良かったと思います。