先日観終わったドラマの感想です。
太陽を抱く月 全20話(GYAO!で視聴)
☆あらすじ☆
時は朝鮮王朝時代。太陽のようにあたたかい世子イ・フォン(ヨ・ジング)と太陽を優しく見守る月のような少女ホ・ヨヌ(キム・ユジョン)、二人は運命に導かれるように恋に落ちる。しかし、朝廷の権力争いの陰謀によって、婚礼を目前にヨヌは原因不明の病気にかかり命を落としてしまう…。8年後、若き王となったフォン(キム・スヒョン)は、未だヨヌを忘れられず心を閉ざしていた。 一方、死んだはずのヨヌ(ハン・ガイン)は、過去の記憶をすべて失ってしまったものの、巫女としてこの世に生きていた。そしてある夜、偶然の出会いを果たす二人…運命の歯車が再び回り始める…。
(アジアドラマチックTVより)
2012年韓国ドラマ。
王を中心とした物語なので当然ながら権力争いがあるのですが、このお話では巫女や呪術などの要素が色濃く、権力争いを左右するいわば中心的な設定になっているのが特徴という点で面白かったです。
物語を動かす巫女2人のインパクトがとにかく強かった!
まずは物語の序盤で退場するアリという名の巫女。霊感が強く、お告げのような言葉を残し世を去ります。チャン・ヨンナムさんの鬼気迫る演技が素晴らしかったです。
そしてアリの友人、ノギョン
国巫を統率する星宿庁において、最高の力を持つ巫女。物語のキーパーソンですが、チョン・ミソンさんが迫力満点でバッチリ良かったですね。
子役時代は意外と長くて3分の1ぐらいあるかな。
子役オールスターっていうぐらい豪華キャストじゃないでしょうか。
世子(イ・フォン)役のヨ・ジングさんとヨヌ役のキム・ユジョンさん、素晴らしかったですよ~!この2人はもう間違いないですよね。世子とヨヌの場面はどれも微笑ましくてほっこりしました^^
他のキャストも本当に素晴らしいから、1話目からスッと物語に入り込めました
からの~
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キム・スヒョンさんとハン・ガインさん!
こちらも素敵でした。
引き裂かれても変わらずにお互いをず~っと想い合っている姿が良かったです
キム・スヒョンさん、ドラマではお初だったのですが
威厳があって品があって、王様役がバッチリハマっていました
泣きの演技が上手すぎて、めちゃくちゃ感情移入して見てしまいました
陽明君役はチョン・イルさん
なかなか切ない役どころ
ヨヌへの報われない想いとか、弟で王であるフォンに対する複雑な感情を繊細に表現されていたと思います。
やっぱり王の兄弟って日陰者というか、気の毒な立場ですよね…
王の護衛武官、ウン役はソン・ジェリムさん
キャ~~~素敵っっ
多くを語らずとも王様のことも陽明君のことも想っているのがひしひしと伝わってきました。
だからこそ板挟みがツライ
強くて優しいとか最高じゃないですか
ウンの子役時代のイ・ウォングンさんも良かった。お顔が好きです(*´▽`*)笑
このドラマ、子供時代→大人への配役があまり合っていないと思うんですが、ウンだけはイメージがピッタリでそこも良かった
中殿(王妃)のユン・ホギョン役はキム・ミンソさん
気性が激しい意地悪な王妃ではありましたが、父がアレで王の寵愛を受けることも出来ないとなると仕方ない部分もあるのかな、と。なんだかんだ可哀想な人でもありました…
後半気が触れたようになっていく演技が上手かったですね。
脇を固めるベテラン勢も素晴らしかった。
特に印象に残った方々↓
大殿尚膳内官のヒョンソン(チョン・ウンピョ)
幼少期から王を支える、物語唯一の癒しキャラでした(´艸`*)
悪役勢
大王大妃(キム・ヨンエ)と、
ホギョンの父、ユン・デヒョン(キム・ウンス)
物語の盛り上げ役な2人ですね。最後まで憎たらしくて素晴らしかったです!
義禁府都事ホン・ギュテ(ユン・ヒソク)
『朝鮮ガンマン』でも印象に残った方ですが、切れ者の役が似合うな~と。
ヨヌの母役はヤン・ミギョンさん
愛情深い母がピッタリでした。
しかし個人的にヤン・ミギョンさんといえば、チャングムのハン尚宮様の印象が未だに強いですね。
恋愛面ではフォン、ヨヌ、陽明君三角関係も見どころですが、ミナ王女とホ・ヨムの2人も良かったです。特に後半、ヨヌの死をめぐる陰謀が明らかになってからは切ない展開でした。
また、陽明君とヨムとウン、3人の友情も胸熱でした。
そして王と兄、秘めたる想いはあれど牽制し合わなければならないというのは本当に悲しいですね。
王族でなければ普通に仲のいい兄弟だったに違いないと思うと尚更…。
子役時代からラストまで、中だるみなく面白く観ました。
最終回はちょっと泣きました。
でも良い感じで終わってくれたのは良かったです
それと、オープニングの音楽がめっちゃ好みでした
個人的にお気に入りなのは、王様とウンの2ショット
目の保養になりました