韓国ドラマ『女の香り』 | キムチの備忘録♪

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先日観終わったドラマの感想です。
 
女の香り 全16話(GYAO!で視聴)

 

 
☆あらすじ☆
大手旅行会社ラインツアーの平社員ヨンジェは34歳でいまだ独身の平凡な女性。上司から邪険にされながらも、不満も言わず懸命に働いている。ある日、衝突事故に遭い、病院で検査を受けるが、そこで末期胆のうガンを宣告されてしまう。さらに、ガイドを担当したVIP客の指輪が紛失する事件が起き、犯人扱いされるはめに。ひどい屈辱に憤慨したヨンジェは辞表を叩きつけ、貯金をはたいて人生最後のバカンスを満喫するため沖縄へ旅立つ。そこには、ラインツアーの御曹司でヨンジェが一目惚れしていたジウクも訪れていた。ひょんな勘違いからジウクをガイドすることになるヨンジェ。視察を適当に済まそうとしていたジウクも、彼女の体験型ガイドによって心動かされていく。だが夢のような時間も束の間、ジウクには親同士が決めた婚約者がおり、彼女自身も癌という現実が待ち受けていた。ヨンジェは残りの人生を悔いなく生きようと、死ぬまでにやりたい20のリストを作るが…。
 
 
 
2011年韓国ドラマ。
実はこのドラマにJYJのジュンスが特別出演するということで、以前録画してその場面だけ観たことがあったんですよ。それで本編をちゃんと観ずにOSTまで買いました(笑)
ジュンスの曲も好きですが、MBLAQが歌う「You and I」も爽やかで良いですね。私はMBLAQもファンでしたのでこのOSTがとても気に入っています♪
 

ジュンス 「You Are So Beautiful」

 

 

 

いつかドラマの方もちゃんと観たいと思っていました。

今回無料配信されていたので、念願叶い視聴できましたキラキラ

最近GYAO!さんのお世話になりっぱなしです。いや~ありがたい。

 

 

 

※以下ややネタバレあり、ご注意ください。

 

 

キム・ソナさん、超お久しぶりでした。

そもそも『私の名前はキム・サムスン』しか観てないんですけど、めっちゃ痩せましたね!痩せたというかもはやゲッソリしていました。

役作りで減量されたそうで、俳優さんって本当に凄いですね。背も高いのでスラっとしていてスタイル抜群でした。

イ・ヨンジェの役は年齢的にみても自分と重ねちゃって、観るのが辛かったです。

沖縄旅行では日本語で話す場面がありまして、キム・ソナさんはとても日本語が綺麗!なんでも昔日本に住んでいたことがあるとか。日本人役の人よりずっと上手でしたよ(笑)

 

イ・ドンウクさんは今並行して観ている別のドラマにも出ているのですが、どっちも御曹司ですね。御曹司顔なのでしょうか?笑

私、濃い顔の方が苦手でしてドンウクさんも全然好みではないのですが、観ているうちに段々可愛く見えてきました。ジウクのヨンジェに対する一途な愛、眼差しが素敵でしたね!

 

オム・ギジュンさん、とっても素敵でした。

もともとギジュンさんは好きなんですが、今回のウンソクという役がまた良くって。

ヨンジェに25年間片想いしている同級生なのですが、自分の気持ちはグッとこらえてヨンジェの恋を応援し、自分は主治医として彼女に寄り添うというね。

最初は患者に対し冷たかったウンソクが、ヨンジェと接するうちに医師としても成長していきます。

白衣姿も素敵でした~(*^^*)

 

ソ・ヒョリムさんは『成均館スキャンダル』などで拝見しました。

もうこのセギョンという役がキツいんですよ…金と地位でなんでも手に入ると思っていて、思い通りにいかないと相手を叩きのめさないと気が済まないという。韓国ドラマってこういう我儘ヒステリック女が多いですよね。彼女の場面は終始イライラしながら観てしまいました(笑)

 

キャラ的に面白かったのはキム・グァンギュさん演じるラインツアーの課長ボンギル。会社ではうだつが上がらない気弱なキャラなのですが、タンゴ教室では講師をしていてカッコいいっていうね^^

癒しキャラでした。

 

ヨンジェの母スンジョン役のキム・ヘオクさん、別のドラマ(何だったかな?)では喚き散らす怖いおばさんっていう印象だったのですが、今回は娘想いの素敵な母親でした。

 

 

 

余命半年と宣告されたヨンジェは会社を辞め、今まで我慢していたことや出来なかったことを悔いが残らないようにやろうとバケットリストを書きます。

そして憧れだった本部長のジウクと偶然沖縄で出逢い、恋に落ちます。

悔いなく生きると決めてから、病気になる前では考えられなかった事を次々と実現させて、人生が輝いて、幸せだと言える。そんな彼女がちょっと羨ましく思えました。

終わり方に関しては賛否あるようなのですが、個人的にはアリかなと思います。ややあっさりし過ぎな感じもしますけどね。

 

ただ、御曹司との恋も素敵だとは思いますけど、どこか非現実的な感じもしてしまって。

もっと心に残ったのは主人公2人の方ではなく、ヨンジェが病院に入院して同室になったヒジュのお話。

彼女も癌を患い、合格した大学に通うこともできず、治療のため入退院を繰り返していました。まだ21歳の女の子。悔しいことも辛いこともきっと多かったことでしょう。

そんな中でも明るさを失わず、主治医のウンソク先生に恋をし、懸命に生きようとしていました。

もう先が長くないと知ったヒジュが最後に一緒にタンゴを踊って欲しいとウンソクにお願いして、一緒に踊る場面が印象的でした。

彼女が亡くなってウンソクが涙する場面が、本当に切なかったです。

久々に号泣して目が腫れました(T_T)

 

死、とは誰もが向き合わなければならない課題。それが自分であったり、大切な誰かであったり。

それがいつ訪れるか分からないからこそ、今を大切に生きなければいけないなと再確認したドラマでした。