『モアナ』と同じ日にもう一本映画を観ました
予告編から気になっていた作品でした。
トランスジェンダーの女性リンコとその恋人マキオ、そして母親の育児放棄で一人ぼっちになったマキオの姪トモが一緒に暮らすことに。
最初は女性の格好をするリンコに戸惑っていたトモでしたが、愛情深いリンコのやさしさに包まれいつしか3人は本当の家族のようになっていきます。
リンコを演じた生田斗真さん、本当に女性らしくて母性にあふれた役を見事に演じられていたと思います。
桐谷健太さん演じるマキオは優しくて男らしい雰囲気が素敵でした。
トモを演じる柿原りんかちゃんはとにかく愛らしかった。
他の役者さんもそれぞれ見事で、良いキャスティングだったと思います!
金子みすずさんの有名な詩を思い出しました。
「私と小鳥と鈴と」
“みんなちがって、みんないい”
正直日本はLGBTに対する理解が進んでいないと思います。
けれどもこの映画を観て、
愛の形も性の形も千差万別だけれど、みんなちがって、みんないい。
そう思いました。
どんな性別の方も生きやすい世の中になって欲しいと思います。
心が温かくなる素敵な作品でした。
いろんな人に観ていただきたい映画です。