チェンマイ郊外のトークセンの学校に通っており、私以外は全てタイ人という環境の中にいる。

四日目が終了した。


言葉の90%は分からない。一人でそういう世界にいると、苦しいことは苦しい。タイ語という音はあるが、言葉は無い。でも、言葉はなくても、通じないということもない。


トークセンは、棒を患部に当て木槌で叩く療法で、タイの北部で生まれた民間の治療法の一つだ。

習うにあたっては、以前に日本人の生徒さんも通っていたということで、日本語で書かれているテキストを頂けた。でも、そのテキストには施術の流れは示されているものの、細かなことは一切説明が無い。どの筋肉なのか、どのように作用するのか分かる人は分かるが、分からない人は分からない内容だ。これは人によりかなり理解に差が出るだろうと思った。


学校は、苦しいこともあるけれど、楽しい。ここに意地悪な人は一人も存在していない。皆んな大らかで、日本の学校とはかなり異なる。学びよりも遊びの方が多いくらいだから。今日も午後の授業は無くなって、皆んなでワロロット市場へ買い物へ行くという。日本なら考えられないような大らかさで、このやり方を嫌う人もいるだろうけれど、私はこっちの方で良い。必ず時間通りに、きちんと、そしてやり切るというようなやり方は、多分皆んな息苦しくなるんじゃないかなとも思う。


ワロロット市場、チェンマイ一。何でもある。


と、ここでもう睡魔が…。

なので、続きはまた今度。