死んで生き返る10日間の山籠り究極のデトックス | 解毒医学・チベット医学療法マニア

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虚弱体質で重度なアレルギー体質です。化粧品に頼らず自らの肌力をUPして綺麗になる!と仕事を辞め一念発起。今ではまさかの・・・手作り化粧品工場を経営しています。 人生とは分からない物で、最大のコンプレックスが仕事になりました。 

20代最後の歳、私は山籠りの修行へ。無の境地、究極のデトックスを目指しました。まだシーランは化粧品製造もせず、下請け孫請けばかり。私のデトックスの概念も誰も理解してくれずに、暇でして。精密に言うと、三年越しに待ってお願いしてやっと手に入れたチャンスをまさかの妊娠で断念した人のキップが転がりこみ、安易にデトックスになるし行きたいわぁ~と言うノリで。

身体も心も無の境地の修験の最高峰の修行の場。有名な所でいうと、義経と弁慶、弁慶は羽黒修験の格好していましたが、1400年続く、その本物の修験の世界にお経も唱えた事ない私は1人飛び込びました。
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10年以上通った方の推薦状を引っさげてド素人が何の修行もしていないのに行けちゃいました。しかも右も左も分からない、日本に帰国し二年位な時。仏教なのか、密教なのか、神道なのか宗教自体さえ分からない…。知識はゼロ状態、怖い者知らず。
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飛び込んだ修験道は、その教えさえもが秘密のベールに包まれた宗教の垣根も年齢も関係のない世界。クリスチャンスクールでコーラスしていたし、賛美歌なら沢山唄えるのですが、お経はまったくわからない。 100人の全国から集まったプロ達の夜通しのお経の波のようにうねる波長の迫力に私の心臓のバクバクが止まらなくなり、何が自分に起きているかも分からない。 教会でも涙が止まらなく発作のようになる事もある私は、感じ安いのかなぁ。宗教は関係ないみたい。

とにかく貴方は何処の宗派?みたいな事を聞かれても、知らないし、質問が良く分からない…。そんな時、私の私物の登山杖(父からの借物)にある沢山の焼印を見て、ここの若様が来ているから呼んで来てあげる!と。(父が何処に行ったなども私はアメリカで生活していたため、一切知らなかったので)

そして現れたのは185センチはある、若くて美しい何処かの若様? 何やら背中に何か気を入れられたような、をされたら、ピタッと止まりました。若様すご~い、若いのに何者??

とにかく、伝統の修行の山中に、得体の知れないお経も知らない、変なのが来たと噂になるまでにはそんなに時間は不要でした。お経を唱えたら(グワんじーザイぼー)っと??下手すぎ、英語風だと言われ、何処のから来た子?
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ほら貝の音が鳴るとお経の時間、水もない、山籠は洗顔や歯磨きさえ許されない世界。山を登ったり降ったり、自由も時計もない。私が辛くて3日もたずに逃げ帰ってくるという家族や周囲の予想とは違い、持ち前の運の良さと引きの強さで辛いどころか、楽しい!

またイギリスから来た同じトンチンカンな日本人(今は親友)がたまたまいたり、お坊さん達に様々な事を教えて貰い可愛がって頂くは、次の世代を担う若様達は自分とは別世界の修行を重ねた方達で、まるで忍者のよう!とテンションすら上がって見ていました、まさに刺激受けまくりな大冒険。

道なき山一つを一日かけて登り降りするだけで、自分にこんな事が出来る事が信じられない程嬉しいのに、山を駆け巡る忍者のような事、修行があるのですねぇ。私の組を引っ張る先達様は、名だたるお寺住職さんでした。『これは天然のツマ楊枝の木だよ』、とか様々な自然の知恵、知識、摂理、道徳などを教えながら歩いてくれるからプロ達と歩く道中は水筒もおやつも無いし、道なき道。

ビックリマーク落ちそうになっても仲間と支えあい、修行の現場は私のようなお荷物ド素人を面倒みて導く事も修行のうちはてなマークというのか修行を重ね位の高い人程に面倒見てくれ、重い荷物を持ち、人に優しく出来る程の余裕があるって感じ?うまく言えないけどドキドキ

日本文化なのかな、凄いな日本人!自分は人に何もしてあげられない程に無力で指導に着いて行くのがやっとこ。人に手を差し伸べる人程にカッコ良く、自分もそうなりたいと思う素晴らしい社会の構図なんですねクラッカー

とにかく忍者達と特定のスポットで足を止めお経、ほら貝を吹いて、また走って去って行く。Wow! I met the real Ninja!!!!
Im so impressed w/ Japanese culture !!みたいな感性だから辛く感じる事まで麻痺。雨に濡れ、転んで泥だらけ。シャワーも洗顔も、歯磨きさえ出来ない、人生で当たり前にある全ての便利や権利を全て奪われ地位も何歳でも同期は同期で新人は新人。ぎょうをどれだけ積んだかなんですねぇ。

まぁ、新人は畳もない板の間で眠れない程痛く、縁側で寝るからブヨに刺されまくり。蚊取り線香付けてよ!虫除けスプレーない?日焼け止め塗らないと日焼けしちゃう~。なんて恥ずかしくて言えないのです。ほら貝鳴ったら起床し読経三昧で夜通し眠らせてもらえない。護摩だきの煙で苦しいし、遠いから見えない…。胡麻を炊いているのに、胡麻の風味も無いし凄い煙じゃん!て思っていた私、護摩と胡麻は全然違いました。 でも護摩だきの時は苦しいからタオルをあらかじめ濡らしておくと良いよと、父に教わっていたので、大丈夫でした。

死んで生き返る修行に泣く泣く下山せざるおえない人も出たり、特に精神的に追い詰められ、日に日にげっそり痩せて行く初めて参加の新人達。
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私は辛いどころか、辛い境遇を乗り越えている自分が楽しくて、精神的なダメージは無く、毒素が抜けていく感じが分かるため、逆にアドレナリンが出まくり、ドンドン元気になって行きました。

本職で修験なさっている方の他には、社長ではなく会長さんレベルの方々も人生の集大成に修験に多くいらしておりました。うちの父も教職の仕事を終え修験したのでしょう。無になりデトックスした、目覚めた身体にマグマ塩が大人気。マグマ塩のおかげで私は毎晩のように美味い酒やら先達様級の方々の部屋や周りに呼ばれたり、余興になり、注文も沢山もらい大盛況。痛くブヨだらけの板の間にある自分の寝袋に戻る事なく、何処かで飲んだくれて畳の上で寝ていました。マグマ塩のお陰でまた運の良い方、良い塩が良い縁を生み出し、私を引き上げて救ってくれた感じです。辛い思いを感じる時間もない程に、評価され、気が湧く!エネルギー高い!マグマ塩を持つ変な人って感じで大人気でした~にひひ
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イギリス人の東大、英国の有名大の教授の先達様が日本文化や神道やらを丁寧に教えてくれたり、英語を聞ける環境も分からない事ばかりな世界では癒されました。

鳴り響く本物のお経はまさにα波、どこの寺には神がいるけどあそこはい無いね、なんて話から師匠がきつねに化かされ…なんたらだとかのコアな話も耳をダンボにしていると面白い。

クジを切る姿は素敵だし、下界ではなかなか親しくなれない先生方と裸の付き合いなような、戦友のよう。自分も全員臭いからきにならなくなって行く。位の高い人程、働き、重い荷物を持ち、親切極まりなく、日本文化の素晴らしい精神がそこにありました。

!!自分の無力さを知り人に支えされ、当たり前には何も無い事を知る、精神的からもデトックス、無の境地。デトックスやっぱ凄い!と当時誰も理解してくれないデトックスに益々ハマりました。

◉父ちゃんのフンドシ事件◉
ともかく、私だけ1人、何故か着崩れる着物?袴。本職で着慣れた方達はシワ1つないようにキリッと着ている。私を見兼ねた女性の先生方は紐あるか?無かったら手ぬぐいがあれば崩れないように縛ってあげる…と言うので手ぬぐいを持って行ったら、『こりゃぁここの相撲大会でしか勝ち取れない男のフンドシだよ!こんな貴重な物、何処で手に入れたんだい!?』と大爆笑。それは10年前に父がその修験で獲得したフンドシらしく手ぬぐいと思い使っていました。

そんなこんなで、修行後にはげっそり五キロ以上痩せこけて、仙人のような変わり果てた姿で帰宅した父とは違い、私は元気いっぱい、あまり痩せずにでもお肌ツヤツヤに帰ってきました。

しかも若いお坊さん達と遊んだり、半年後にはあのおぼっちゃま若様とお付き合いしておりました~。
毎朝4時に起きて滝行していて、知力体力、精神力、おまけにルックスカッコ良い!憧れちゃう~と付き合ったら、現実と直面し、全然あわない…。忍者はレディーファースト知らないし、嫌になるのですがその話は置いておいて。

とにかく私は随心院と言う名前の戒名頂きました。ニコニコ長編対策にお付き合い頂き読んでくれてありがと。

私のデトックスサロンできます。セミナーは都内で開催します! 来たい人この指と~まれ!