修道院でのお嬢教育が一切身につかない軟禁生活 | 解毒医学・チベット医学療法マニア

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虚弱体質で重度なアレルギー体質です。化粧品に頼らず自らの肌力をUPして綺麗になる!と仕事を辞め一念発起。今ではまさかの・・・手作り化粧品工場を経営しています。 人生とは分からない物で、最大のコンプレックスが仕事になりました。 

実は私、1844年創業のとてもとても古く歴史のある女子だけのアメリカにある修道院に通っていました。

素のままで・・RANのブログ


私の通っていた学校はアメリカのVAにあり、全米で一番古いと言われる女性だけの修道院、


ようるすに高校です。

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↑私が過ごしたキャンパスのドアの前(1844年ごろ)General Robert E. Lee 氏


アラフォー以上の方なら分かってもらえるかしら、キャンディキャンディが行ったような高校です。


それはそれは厳しく、私は英語が分からなかったので、毎日、毎週末軟禁されていました。




毎日の法事のお仕事、教会での祈り、週に3日の先生方とのテーブルマナーから正式なフォーマルなお食事、朝からゴミ箱にゴミ一つ入っていたら罰、朝6時半までの起床で朝ご飯にチェックインしないと罰、ベッドメイキング、消灯時間、色々な事で罰がついて、一週間に7個以上溜まると外出禁止だったんですね・・。




叫びそうです、突っ込みたいですよね、今現在まったくもって身になっておりません!!!




素質のない子供を究極の世界に入れても無駄!!!てな事ですね。とにかく!!


キャンディのように素敵な英国貴族のテリーと恋に落ちる事もなく、厳しいだけの女子高。 いやぁ、あんな自由のない世界なんて知らないし、自由のアメリカに行ったはずなのに、凄い所に留学しちまった・・・と毎日後悔の念でした。 おまけに、私は一週間に罰が40個溜まっている、その原因さえよく分からず、未だに謎です。そのため、毎週末軟禁され、便所掃除とボランティアで教会で聖歌を歌ったり、英語が話せないから外人の子供達になめられながらベビーシッターを毎週毎週やっていました。おかげで出来る友達は不良ばかりでした・・・。 


休日の度に寮から出なくてはいけない、全寮制の女子高。 毎回ドイツ系の友人でお父さんがNYの銀行の頭取で遠くて近くに愛人の家があってそこで再会するみたいな、複雑だから一緒に来てほしいみたいな家庭環境の友人の家で英語の話せない私を通してギスギスした関係の中和剤を務めていた16歳の青春時代。 たまにNYに連れて行ってもらったけども、宗教を持っていないと言ったらドイツ語の教会とかまで色々と連れて行かれちゃって、嫌だったなぁ~。




I love Rice  『私は米が好き』と言っているのに、日本人特有のRとLの違いが分からなかったために


I love Lice 『私はシラミが好き』 『毎日日本人はシラミを食べている』 『私はシラミが食べたい』と言って気持ちがられ、困らせたあげくに、人種差別をうけたといって一人で傷ついていたよな・・・。




しかも町にKKK 白人博愛団体(人種差別で白人以外を認めない人達)が来て怖かった・・・色々ありました。私の人生、いつも色々な究極の世界から見せられてしまうのだけど、この修道院で言葉も通じない世界で過ごした一年間の高校生活は今から思うと貴重な修行だったな~と思うこのごろです。




思えば修行の道はここから始まった・・・。 

続く…