超落ち込んだ時・・・人生辛い事もあるけど、何気ない一言で立ち直れたりするものですねってお話です。
私の持論は、無知な女は肌不細工だ、という事。（言い方は悪いですが）
これはまさに自分の事でした。自分がここまで肌をイジリ壊し、お化粧品を買いあさる、頼れば綺麗になると
思い込み、自分の肌や身の上が不幸だと悲しんでいました。
毎日ニキビが出て、毎日皮がむける、可哀想な肌な私、そう思い込み、
高校時代から、デパートでしか買えない、高級化粧品をずっと使い続けてきました。
時間さえあれば、鏡の前に立ち、皮がむける原因だった乳液を５分置きに付ける生活。
そして私は人より、５倍位、毒素を吸収する繊細な肌を持ち、自分の汗にもアレルギー反応して
痒いから、身体から一切の代謝機能を麻痺させて、一切のデトックス機能のない身体へ進化。
日差しが強いカリフォルニアで日焼け止めが痒いからと、一度も塗ったことがない・・
人よりもバリア機能のない肌は、毒素を吸い込み、紫外線もより、吸収。
アトピーどころか、ここまで酷い皮膚疾患になるまで、自業自得と言わざる追えない
負のサイクルを自ら作り出していました。
こんな私が今は、化粧品会社の社長に。
私は自分の無知をすごい後悔しています。 そしてもっと早く誰かに教わっていれば、人生変わったのに・・
私を救ってくれた、モデルの友人の一言、アドバイスにもっと早く出合っていれば・・と思っています。
ビジネスの理想は、良い物を作りたい、販売したい！ でも現状は、良い物より、
売れる物を作れという製造業に課せられた指名と需要がそこにある・・。
信念を通す事、敏感過ぎて分かり過ぎてしまうという事は、生きるだけで辛い事が
沢山あります。 よっぽど信念を曲げようか、辞めてしまおうかと思う事、馬鹿にされる事も
しばしば・・。
先週末、大物芸能人とお食事していましたが、その前の週末、私はとあるスーパーで
派遣のおばさんとして、試食コーナーを担当し、マグマ塩を販売していました。
話は長くなってしまうので、何故そんなアルバイト？をしているのかは次回に。
とにかく、その前の晩、私はあるレストランの人に凄い馬鹿にされ、一生懸命頑張っている
馬鹿女と言う扱いを受けました。 かなり端折っていますが、とにかく、善意を全て悪意に
変えられるという屈辱で大泣きしていました。 誰にでもある事かもしれませんが、言い表せない程の
怒り悲しみです。
こんなに素晴しい商品を、今すぐうちのスーパーデパートに並べるぞ！！と言ってくださったある社長さん。
私に、協力して下さった皆様の好意に答えたくて、連休の休日を返上し、無給で働くのは・・自分しか居ない！とばかりに息巻いて、家族を置いてまで、関西に行っていたのに、そんな私用を持ち込み土曜は、仕事放棄。
そんな自分が嫌で嫌で。 でも、お客様に一人でも多くに伝えられるならと、翌日日曜は朝から
休憩も取らずに働きました。 そして、あるアトピーの親子が私のいる食品売り場で試食に・・。
当然、シーランの社長ではなく、試食を進める派遣のおばさんとしてそこに立つ私。
お客様と普通の世間話をし始める。 何故か食品売り場で、何故か肌の話題に。
そして、食品売り場のお客の肌、良い物選びの知識のなさを若干叱るというか・・
表示の見方、お肌のお手入れの間違いを指摘。
『そんなんじゃ、お肌なんて綺麗なれませんよ、大体お肌のトラブルは自分の無知から来てるのが多いんですって！ 肌不細工な人は、大体無知なんですよ！』 と、若干説教気味に・・。
といっても、私は食品売り場の肉と塩を売っている派遣のオバサンの身。 身分は隠さないといけない
というかあまりにも恥ずかしい・・。
でもお姉さん、お肌だから綺麗なの？と言ってくれる一言と、肉売ってる私のアドバイスに
真剣に耳を傾けてくる、女性に私のアドバイスが喜んで貰えるなら・・と答えていく。
いつの間にか、自分の決めていたノルマは完売。お騒がせした皆様にお礼をし、家族の待つ東京へ戻ったのでした。 そしてその日の日付が変わる５分前、このブログにメッセージが届きました。
落ち込む私を立て直してくれたお客様からのメッセージ
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タイトル： スーパーで会いました！
早速洗顔と化粧水試してみました。
肌飲みの感じにびっくり。
まだ十分ではありませんが、これからが楽しみです。
まだアトピーという名自体が知られていなかった幼い頃、
私は「とても汚い子」と言われました。
中学生の頃はぜんそくがひどく、修学旅行でも自宅でも、
明け方の発作に何度か死にかけました。
出産でかなり軽くなったものの、最近またおかしくなりだして・・・。
something greatな何か（神様？）が、見かねて導いてくださったのかも・・・って思いました。
ド真剣使ってみます。ありがとうございます。
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自分の信念を持って仕事を続ける事は困難だけど、こうやって自分が届けたいお客様に
喜んで貰える『物作り』をする事の大切さ、背中を押して貰えました。 出張の最終日という事で
私の私物をお客様にプレゼントしました。 そんなに喜んで貰えて本当に本当に嬉しいです。
私なんかに会えた事を、神様が導いてくださったと言ってくださいましたが、本当に救われたのは、
私だったのかもしれません。
私も、修学旅行は喘息の思い出しかありません。 本当に励ましてもらい、自信が付きました。
また私を探し出し、メッセージまで頂き、本当にありがとうございました。