Citrobal(シトロバル)こと米山美弥子は1999年にLD&Kからデビューした
アーティストです。元々はCymbalsサポートキーボーディストをしていたみたいです。
LD&Kの1990年代後半のCymbalsやCitrobalもそうですが、いい時代だったよね。
キャッチーで分かりやすく、オシャレな音楽が溢れていた時代でした。
シトロバルも今ではフリーダイビングの選手や指導者だったりするので、
時代は変わりますよね。
今の僕にもう言葉はなく、夢みたいにうまく行かずに
静かに待っていた奇跡の上、落ちた
モノクロームの水滴はひどく、冷たく
アルビレオ程気が遠のく 浮かぶ駅までつれていって
たとえばあの夢のように 動くことももうないから
黒い空 蠍座の星は、悲しい程に遠く赤く
そっとつぶやいたあと君が残していった
横顔とビロードはひどく、悲しく
僕はひとり鏡を見る 機械仕掛けの姿を見る
僕のセルロイドの肌 いつか変わるだろうか
真鍮の箱に、僕のしまい忘れた
蔑む君の知らない僕を、もう見ないで
流線型を駆ける、僕の小さな夢は
はかなくもう叶わずに、消えるから
僕が見たのは そう幻
窓が開く 姿映したままに
アルビレオへ 君をさらう飛行士
夜の闇へ向かう
