あれは娘を大きな病院に連れて行った日のことでした。


ミルクアレルギーを疑っていたので
とにかく100%に近い結果を知りたくて、



パッチテスト、もしくは血液検査の覚悟で行ったのです!


大変なことになると思い💉母にもついてきてもらいました。



色々相談を聞いていただき、やっぱりもしミルクアレルギーだった場合このままミルクを与え続けるのは怖い



という理由で血液検査をする事に。





血液検査の部屋に呼ばれ娘と私が入ったら




お医者さん『お母さんは外で待っていて下さい』



その一言だけいわれました。



これからなにがおきて、どのように血液検査するのかさっぱりわからないまま、



私『え、そうなのですね、、わかりました』



と、扉が閉まって数分。




娘の雄叫びが聞こえました。


ここまでは想定内。。





しかしそこからなにが行われているのか、さっぱりわからないまま、、




どんどん泣き声がヒートアップし、



今までに聞いたことのない泣き方と叫び方にかわり、



さらには、過呼吸のような、呼吸が浅い感じで、


助けてーーと叫んでいるようで、、




もう、外にいた私は気が気じゃなくて、


ドアに耳をつけて中の様子を聞いていましたが、



泣き声がヒートアップするばかり。




私の不安と妄想は膨らみ、


なにか医療ミスが起きているのでは、一体なにをしているのか、



どんどん嫌な方向に妄想がふくらみました。



さらに聞いたことのないような、、もう、言葉にできない声を張り上げていて、


呼吸もへんだし、


もう不安で涙が出てきてしまい、



その時間が15分以上つづきました。





もう私は限界を迎えてしまって…



ノックをしてしまいました。



私『すみません、大丈夫なのですか?すごい声ですが、まだかかるのですか?』

ドア越しにききました。



ドアが開き、中が見えましたが、娘は看護師さんに抱かれ、

2人の医師がいました。



そして1本、血液の取れたビーカーが見えました。

あぁ、もう終わったのか!!


と思いました。

そしたら

お医者さんの一人が


『まだ終わっていません。赤ちゃんにとって嫌なことをしているので、簡単なことではないので



私『だとしても時間がかかりすぎなのでは?もう1本取れていませんか?』




お医者さん『赤ちゃんの血管が細いので1回ではできないことがあります、今の量だと足りないのでまたもう一度やります』




私『え、それはプロなのにどうして失敗するのですか?もう、あと1回にしてください。』


お医者さん『わかりました。』



私も気が動転していたので、かなりきつい口調で自分が理不尽な事を言っていることは分かっています。


ただ、一回でできなくて何度も刺した事にイラッときてしまい、

仕方ないと言われても

なんとかしてくれや!

の気持ちが勝ってしまって、、



そもそもなぜ私は入っちゃいけないの?


ママは心配で騒ぎ立てるから?

お母さんはパニックになるからか?



なにかを隠すためなのでは?


と思ってしまいかねないほど閉まった扉の奥からの悲鳴。




もう、ほんっとに可哀想で。





やっと終わった頃にはあの部屋に入って30分近くたっていました。


もう、娘が戻ってきた時には涙がまた、でたよ。





小さい赤ちゃんの血液検査をやっている小児科が少ない理由、また、推奨しない理由はこれか!!


と思いました。

違う小児科で、いまやっても確実ではないし、可哀想だよ、、

と言われたけどこのことか、と思いました。




結果はわかるけど、なかなかオススメできません。

なので緊急時以外はやらない方が良いと思いましたショボーン


失敗された腕の、傷の勲章